監査法人のメリット①

自分が何ものなのか知るため、今後どのような道をいくのか納得をもって判断できるようにするため、監査法人のメリットデメリットについて、生の意見を書いていこうと思います。

あくまで客観的に記載し、情報を整理していきます。

まず今回は監査法人に所属するメリットの一つ目。

これはもう、なんといっても以下に尽きます。

会計専門家としての知識・経験を効率的に積める!

これです。監査法人なんだから、当然ですが、これが大きい。

私たち会計士は、プロとして自分を磨いていくことに、歓びを感じる部分があると同時に、自分を磨いていないとどこか不安になるところがあります。

激務であっても、激務であるからこそ得られるものがあると、心のどこかで感じています。

もちろん、仕事でうまくいかないとき、評価されないとき、単純に激務つらいときなどには、そのまま進み続けることに迷ったりもします。

自分の能力や将来性に対して疑わしくなることだって日常茶飯事です。

”このままで大丈夫なのか!?自分はこのままでいいのか!?プロとしてやっていけるのか”と。

しかし、いったんプロになると、プロとして呼ばれるようになると、厳しい環境下だからこそ鍛えられるということを自覚するようになります。

そのため辛くても我慢し、乗り越え、むしろ経験として蓄積し、次に活かそうとします。

会計士は真面目なのです。勤勉で真面目で、成長が好き。かつ、お客様のために自分は何ができるのかということを常に考えています。

もちろん全員ではないですが、概してそういう側面があります。

話が逸れましたが、とにもかくにも(特に大手の)監査法人にいれば、

・専門的な知識の習得は自然と行えるし、

・触れられる事例、リサーチできる事例の量も豊富、

・優秀な上司に相談でき、

・優秀なクライアントからも刺激を受けられるなど、

専門家として成長するには非常に効率的な環境に身を置けるのです。会計士として生きていく以上、最新の会計基準のアップデートや豊富な知識、柔軟な思考、難解な会計処理の妥当性についてのロジカルな思考は不可欠です。これらを継続的に、自然とすすめていけるのだから、非常に効率的と言えるでしょう。

激務である監査法人に在籍している会計士は、厳しい厳しいと言いながらも、これらのメリットを感じるところはあるのではないでしょうか。