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2017年2月

東芝の不正会計を見逃した監査法人、「働き方改革」の中身

新日本監査法人(東京都千代田区、辻幸一理事長)は、4月から5月まで期間限定で本部内に保育施設を開設する。女性を中心とした小さな子供を持つ公認会計士の活躍を支援するためで、同様の取り組みは4大監査法人として初めて。監査法人は、繁忙期である4、5月は土日祝日も勤務がある。安心して子供を預けられる環境を用意することで会計士の負担軽減、業務集中につなげる。 民間企業の間でも、活発に女性支援が検討されている […]

監査法人のデメリット②

デメリットの1つ目は、監査調書に追い詰められている点をお話しました。 2つ目のデメリットもこれに関連しますが、自分の時間を持ちづらい点が挙げられます。 要はやることが多すぎて、プライベートの時間がなかなか取れないという点です。 昔、まだ四半期決算やJ-SOXも無い頃、すなわち制度的に求められていたのが中間決算と期末決算だけの時代は、忙しいながらも繁忙期と閑散期のバランスがうまく取れていました。忙し […]

会計士 出向①

最近は、会計士が事業会社に出向することが増えてきているように思います。 監査法人側から人を送り込み、見返りとして業務を受注してるのかどうなのかはわかりませんが、企業としては会計に詳しい人材を使えるし、会計士としては企業側の実態を知れるし貴重な経験を積むことでハイブリッドな会計士になれるということで、win-winの関係を築くことができます。win-winであれば、その取り組みは広がって当然ですよね […]

法人税払い過ぎ過年度訂正

https://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/201702/sp/0009913741.shtml http://www.shinko-wire.co.jp/pdf/1703d25.pdf 東証2部の会社で、退職給付信託の減損を失念し、損失処理を忘れていたことによるもの。 利益も減少するけど、税金が還付される点が報道されてますね。確かにキャッシュは出ていかない。 株価 […]

監査法人のメリット③

いつぞやに記載した記事の続きです。 私は大手監査法人で勤務していますが、大手監査法人で感じるメリットとして大きいと思うのが以下です。 多種多様な会計・監査サービスを経験できる。しかもそのクオリティは基本的に高い。 大手監査法人は事業部制を採用しており、5から10個くらいの事業部に分かれていると思いますが、各事業部の規模も非常に大きいため、多くの業務に触れられる機会があります。例えば、 ・法定監査( […]

only one監査事例

幼稚園・こども園経営向け 大阪・京都・兵庫中心の公認会計士監査サービスWEBサイトオープン http://www.zaikei.co.jp/releases/445914/ http://kodomoen-kansa.com 正直あまり知らなかったのですが、学校法人監査も制度が変わってきていて、子供・子育て支援新制度が開始したことで、会計士監査は義務ではないものの、これを受けた場合には補助金が追加 […]

「債券の利回りがマイナスとなる場合の退職給付債務等の計算における割引率に関する当面の取扱い(案)」の公表

https://www.asb.or.jp/asb/asb_j/documents/exposure_draft/discountrate2017/index.shtml 結局、マイナス金利とゼロ金利を選択する方式になりました 個人的に、マイナス金利処理というのは、理論的にはありえても、実務感覚的にしっくりきません。 よって、ゼロ金利で処理することが多いのではないかなーと思いますが、 ASBJの指 […]