会計士協、新日本の会員権2カ月停止を発表 東芝問題で

  • 2017年7月14日
  • 2017年7月14日
  • 会計

日本公認会計士協会は13日、2015年に発覚した東芝の不適切会計を見抜けなかった新日本監査法人の協会の会員権を2カ月停止すると発表した。協会長への意見申し立てができなくなるが、企業の監査など通常の業務は継続できる。

日経より。

会長は重い処分だというお考えですが、まあー、軽いという意見はあると思います。。。EYのサイトで記載されている具体的なペナルティは以下の通り。

一 総会に出席して表決する権利
二 役員の選挙権及び被選挙権
三 会長に意見具申又は建言する権利
四 本会の会議に出席する権利

上記の通り実務的・監査遂行上のデメリットは、大きくはないはず。2ヶ月間だし。

というか、世論は処分の軽重を議論したいのか?

個人的には処分が重いか軽いかという話はあまり意味の無い議論かと思っています。金融庁から重いペナルティを食らっていますしね。世論が身内にあまいというなら、今回のように会員権停止という処分でもやっとけばいいと思います。

そんなことに時間を使うのではなく、本案件の根本的な原因を徹底的に詰めて、同じタイプの過ちは決して繰り返さないように、海外の事例なども含めて徹底的に不正事例を研究することに資源を使ったほうがいいと思いますけどね。正直、監査提言集をもっと具体的な社名や調査報告書等もつけてパワーアップさせてほしいです。あれは本当にいい視点で作成された、素晴らしいアイテムだと思います(それを生じさせている非違事例についてはあまり大きな声では言えないけども・・・)が、会計士全員のスキルアップを促ため、もっと具体的なものにできたらいいなあと思うところです。そのあたりはまた別の投稿で記載します。