「平成29事務年度監査事務所等モニタリング基本計画」の策定について

  • 2017年7月28日
  • 2017年7月29日
  • 監査

金融庁の公認会計士・監査審査会は26日、今事務年度(7月―2018年6月)の監査法人に対する検査方針を発表した。

上場企業の海外部門への監査体制は重点検査、とのことです。

監査人としてはグループ監査については従来から意識を高めて監査をしているわけですが、虚偽表示はゼロになるどころか、大きな虚偽表示で決算遅延なども発生しています。

その理由・・・。リスクアプローチの限界なのかわかりませんが、何かが足りない、あるいは何かが違っているのだと思います。まだまだ監査も発展の余地があるということかとも思います。

 

個人的には、判断の難しい項目や不正への対策も大切だと思いますが、よりイージーな、取りこぼしたとしたら、勿体無いと思えるようなミスを如何に防ぐかという視点がより重要と感じています。

何故なら、訂正事例には、意識や工夫が行き届いていれば防げた類のものも多いためです。まずはこれをなんとかする必要があると感じています。

 

このサイトでは、そのような視点で、生きた教材としての訂正事例を重視して取り上げ、陰ながら実務家をサポートできればと思っています。

経理の視点だけではなく、監査の視点だけでもなく、両方の視点をうまく噛み合わせることで、経営者と監査人双方のミッションである重要な虚偽表示の発見の確度が高まると信じています。