MONTH

2018年4月

会計士の可能性!地方移住

大手監査法人で活躍していた公認会計士が、徳島市でブライダル関連・バンケット事業などを手掛ける老舗企業ときわに新天地を求めた。東京から全く地縁のない徳島への「Iターン」だったが、「自然豊かで新鮮な食事にも恵まれた」。会計士本来の仕事とは縁が薄い業務に刺激を受けながら、家族ぐるみで新生活を楽しんでいる。 日経スタイルより。 世間的には地方のあり方が見直されていて、地方移住を進める人が多いとも聞きますが […]

会計士試験合格者必見!良い会計士になるために必要な3つのこと

はじめに 新聞紙上なんかで会計士が話題にされることも多い昨今、社会やクライアントに対する責任の重さがのしかかる反面、その責任の達成に向けて情熱を燃やしている会計士の方も多くいらっしゃるのではないかと思います。 私もその一人です。 自分にできることは、すべてやっていこうと思っています。 しかしその情熱とは裏腹に、新聞紙上で書かれる会計士に関する内容と言えば、いわゆる「悪口」が多い気がしてなりません。 […]

経理とAI

結論 所謂AIによって経理の仕事が奪われるかどうかの分析コラム。 itmediaビジネスオンラインより。 結論として、これからの経理社員の働き方のポイントは、 •1.AI、クラウド、RPAなどではできない業務を洗い出し、その部分の仕事のスキルを研鑽する • 2.例外処理に対応できるレベルの経理スキルは持つ • 3.AI、クラウド、RPAなどを無駄なく効果的に導入、活用する方法を会社に提案し、それを […]

従業員不正 藤田エンジニアリング

藤田エンジニアリング(株)は、従業員不正の事実と、これに伴う過年度法人税等の計上について公表しています。 幸い訂正事例には至りませんでしたが、手口を知ることや対策を考える目的で今回も筆をとらせていただきます。 なお調査委員会は、会社の取締役や監査役で構成される内部委員会のようです。 経緯 平成29 年11 月の税務調査において、過去約7 年間にわたり、従業員1 名(以下「元従業員」という)が、当社 […]

監査報酬増

12月期決算の主要な上場企業50社が2017年度に監査法人に支払った監査報酬は前の期に比べて5%増えた。M&A(合併・買収)や海外子会社の増加が背景にあるようだ。国際会計基準(IFRS)への移行で監査業務が複雑化したために報酬額が増えた例も目立った。会計処理に関する助言など、非監査業務での支払額の伸びも全体の水準を引き上げた。 日経新聞より。 IFRSの採用により監査工数が増えるのは本当で […]

過去最悪の64社

「不正会計」の開示件数が過去最悪を更新した。東京商工リサーチは20日、上場企業を対象とした「不適切な会計・経理の開示企業」を公表。2017年度(17年4月~18年3月)の開示社数は64社で、昨年の42社から急増した。過去10年間では2.37倍だ。 隠さなければならないものがあるから起こるのですね。 多くの人が集まる組織になると、色々な考えの人がいるから、みんなを啓蒙するのも一苦労ですね。 都合悪い […]

ソフトバンク939億円申告漏れ

ソフトバンクグループ(SBG、東京都港区)が東京国税局の税務調査を受け、2016年3月期までの4年間で約939億円の申告漏れを指摘されたことがわかった。買収した海外企業がタックスヘイブン(租税回避地)に持っていた子会社の所得について、SBGの所得と合算すべきだと判断されたという。追徴税額は過少申告加算税を含め約37億円で、すでに修正申告したという。 朝日新聞より。 重加算税はなく、単に税務対策不足 […]

【有価証券報告書 注記の訂正事例でわかる作成/記載要領】共栄タンカー 税効果

共栄タンカー株式会社は、平成30年3月14日にて以下の誤謬に基づく訂正報告を発表しています。 ①平成27年3月期及び平成28年3月期において、当社子会社所有船舶の売却に伴う圧縮記帳積立金計上時の子会社利益計上額に対する繰延税金負債の計上誤り。 ②平成27年3月期において、持分法適用会社 ELEGANCE LINE S.A.清算時の子会社利益計上額に対する繰延税金負債の計上誤り。 内容については文面 […]

「内部統制報告制度の運用の実効性の確保について」の公表

日本公認会計士協会(監査・保証実務委員会)は、「内部統制報告制度の運用の実効性の確保について」を平成30年4月6日付けで公表しました。 私が着目したのは、p.10の (1) 東証1部上場企業の要因別・区分別分析 ② 決算・財務報告プロセスの不備事例ですね。 大規模企業においても、(略)企業結合や見積り項目など、非定型・不規則な決算・財務報告プロセスでは誤謬が発生している。これは、(略)昨今の会計基 […]

元オリンピック選手USCPA

30歳で学歴なし、貯金なし、正社員として働いた経験もなし…。そんな状態から自分を変えた先輩がいます。元スノーボードオリンピック選手で現在経理・財務のスペシャリストとして活躍中。現役引退後は派遣社員からキャリアをスタートさせ、大手IT企業への転職に成功。U.S.CPA(米国公認会計士)試験にも合格しました。キャリアゼロの状態からどのように就職・転職を果たしたのか、U.S.CPAの受験で何が変わったの […]

CPA TALKs2018

日本公認会計士協会東京会青年部(青年部部長=泉貫太郎氏)が3月17日、「会計士の可能性」をテーマにしたイベント「CPA TALKs2018」を開催した。当日は、さまざまな分野で活躍する4人の公認会計士によるプレゼンテーションやパネルディスカッションが行われた。 kaikeizinより。 これ、行きたかったのですが。。。 パネラーはどの方もインパクトのある経歴や成果をお持ちですね。 会計士の可能性と […]

【IFRS】有給休暇債務 後入先出法について考える

IFRS導入企業にとって避けて通れない検討事項の一つに、有休休暇債務があります。 気になっているのはただ一つ、「後入先出法(LIFO)の採用の可否」についてです。 ぱっと聞いてもすんごく分かりづらいので・・・。 要は、「企業が支払うと見込まれる追加金額」をどのように解釈できるかが大きな分かれ道だと思います。 事例としては、「IFRS 任意適用に関する実務対応参考事例」をヒントに、 LIFOを適用し […]

監査法人の労働環境の改善

公認会計士が主に勤務する監査法人が労働環境の改善などの「働き方改革」を進めている。 日経新聞より。 これは素晴らしいことだと思います。 人工知能が導入されて本当に機能するまでは、人がいなければ商売になりません。 出世コースにいないかもしれないけど、そこそこ優秀な人はたくさんいます。 そいうい人が辞めるリスクを、出来るだけ減らさなければならないので、 経済的にメリットを高める施作はどんどんやればいい […]