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2018年7月

ふるさと納税 確定申告漏れ!!

大人気のふるさと納税制度。 皆さんは利用していますか? 私も毎年やっていますが、 昨年、大きなミスをしてしまいましたので、ここで晒して、万が一にも起こるかもしれない読者様のミスを、0%にしたいと思います。 私が何をミスしたかと言いますと、   確定申告書において、   寄附金控除欄をゼロにして出してしまった!!   というものです。 そんなミス普通しねえよ笑 皆様思わ […]

ユニクロ柳井氏、会計士にエール

「公認会計士から、『公認』をとったらどうか」。カジュアル衣料「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングの柳井正会長兼社長が7月23日、日本公認会計士協会が主催する「公認会計士制度70周年」記念講演に登壇し、「(公認会計士は)仕組みや制度に乗っかってお墨付きを出す人、ハンコを押す人になっている。それでいいのでしょうか」と問いかけた。「既存の仕組みや枠を飛び越えてほしい」としたうえで、「会計を武器と […]

電子残確、台湾の動き

世界4大監査法人のデロイト、EY、KPMG、PwCは公開企業の中間財務報告を監査するためのブロックチェーン(BC)サービスを試験的に運用するため、台湾にある20の銀行グループへ参加した。 モーニングスターより。 ブロックチェーンで、残高確認を一瞬で行おうというものと読めました。 金融機関の電子確認状なんて、それこそ今の技術でもできるだろうに…。 旧態然とした監査で、多くの時間やコストがかかっている […]

消費税のあらまし(平成30年6月)

国税庁は「消費税のあらまし」を公表しています。 これ、毎年公表されているわけですが、ニーズがやはりあるのでしょうかね。 そもそも税法がわかりにくいので、法の作成者側としてのこういった解説の類いは必須だとは思いますが。 おおもとの財務省でも税に関する説明ページがありますが、こちらは国税庁ほど税そのものを具体的に解説したものではないですね。使われ方とか、統計資料とか、そのような類になっています。 &n […]

2018年労働時間等実態調査結果(経団連)

経団連は、2018年労働時間等実態調査 集計結果を公表しました。 昨年に引き続きの調査だそうで、以下ポイントを記載してみました。 ・総労働時間はこの3年で年々減っているそうです。 ・年次有給休暇取得率も年々上昇しているそうです。 ・勤務間インターバル制度は2016年6月に閣議決定された「ニッポン一億総活躍プラン」で推進されていますが、ほとんど定着していないようです。 ・RPAは、大企業を中心に導入 […]

特許庁こども向け夏休みイベント

特許庁は、こども向け夏休みイベントを開催するそうです。 プログラミング体験やロボット操作などのコンテンツを用意し、次代を担うIT人材への成長の機会を子どもたちに提供しますとのこと。 最近、こういった子供への教育機会が増えてきましたね。 時代を反映しているというか、子供達への期待のあらわれであるとともに、IT教育の重要性を感じるところです。  

災害被害にかかる情報提供

2018年7月の大雨災害に関して、各種機関が告知をしています。 ■国税庁 ・平成30年7月豪雨」により被災された納税者の国税に関する法律に基づく申告・納付等の期限の延長について ・平成30年7月豪雨に関するお知らせ ■総務省 ・平成30年7月豪雨による被災者に対する減免措置等について(地方税の減免措置等) ・平成30年7月豪雨による被災者に対する申告等の期限の延長について ■金融庁(有価証券報告書 […]

監査役小六法 平成31年度版

監査役協会は、『監査役小六法~平成31年版』の発行について公表しました。 監査役小六法という書物があるんだ・・・。今更ながらですけど、知らなかった・・。 収録内容を見てみると、以下の通り。 赤字のところが、コンプラ系の内容になっていますね。 『監査役小六法~平成30年版』目次 【会社法編】 会社法編: 会社法/会社法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律〔抄〕/会社法施行令/会社法の施行に伴う関 […]

IFRSの採用企業増加 時価総額で3分の1

日経の記事に、”国際会計基準の採用企業増加 時価総額で3分の1 海外M&Aの増加反映 ”というものが。 今後、日本におけるIFRSの強制適用はどうなるのでしょうかね。 日本基準もかなりIFRSに近くなってきていて、IFRS開示適用企業も増え続けるなら、 日本基準自体あんまり要らなくなるのではないでしょうかね。   財務会計を生業とする会計士としては、IFRSへの投資はしておいた方 […]

IFRS15で変わる会計

日経新聞の記事に”国際会計基準で新ルール 変わる売上高の計上方法 ”というものが。 IFRS15に端を発した収益認識変更は、もの凄く多額の制度対応コストを生じせしめることになります。 しかしこれによって全世界で収益に関する見方が統一化されることになります。 誰が、どこで、どのようにビジネスをやっても、計上はほぼ同じなのです。 企業会計の国際化ここに極まれりといった印象です。 ただ、このようなメリッ […]

透明性高い監査報告

日経新聞の社説に、”透明性高い監査報告で市場の信頼向上を ”との記事が。 これは、「不正」を想定して書かれているのだろうか・・・。 不適切会計という言葉をよく耳にしますが、これがもの凄く話を煩雑にしてしまっていないでしょうか。 「誤謬」と「不正」に分別して議論をして、投資家が今の監査の制度設計を正しく理解しなければ、正しく監査報告書を利用することはできないと思います。 それは、表現がわかりやすいと […]

大庄 固定資産圧縮損→積立金処理

当初の業績予想に固定資産圧縮損を織りこんでいたが、これをあらため剰余金処理とすることにしたため、業績予想を修正するもの。 ・企業会計原則注解(注24)では国庫補助金、工事負担金等について、 ・監査第一委員会報告第43号「圧縮記帳に関する監査上の取扱い」では交換、収用等について、 それぞれ直接減額方式によることができる旨が規定されています。 しかし、取得原価主義という考え方からすれば、よくわからない […]

金融庁 監査基準の改訂に関する意見書

金融庁は「監査基準の改訂に関する意見書」を公表しています。 すんごく難しい風に書いていますが、 要するに”海外に合わさせて下さい”ということと、”時代は長文式”ということ。 そして、私が最も期待するのが、「このような効果が発揮されるためには、監査人、監査役等、経営者といった各関係者において、今回の改訂の趣旨を十分に理解の上、実施された監査の内容に関する情報が財務諸表利用者に適切に伝わるよう運用を図 […]