あずさ監査法人、一橋大学と企業の会計不正のリスクに関する共同研究を発表- 機械学習を用いてリスクの高い財務諸表をスコアリング

  • 2019年7月26日
  • 2019年7月25日
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有限責任 あずさ監査法人(本部:東京都新宿区、理事長:高波 博之)は、国立大学法人一橋大学(所在地:東京都国立市、学長:蓼沼 宏一)と共同で、機械学習を用いることにより企業の会計不正のリスクをスコアリングするモデルの研究成果をまとめ、独立行政法人経済産業研究所(RIETI)のディスカッション・ペーパー「機械学習手法を用いた不正会計の検知と予測」として2019年7月23日付けで公表しています。

exciteニュースより。

この手の研究は、最近盛んですね。

記事によれば、過去10年以上の財務・非財務データと不正の発生有無の情報を利用し、Weighted Random Forestという手法で不正の発生リスクをスコア化し、既存研究で参照されていた変数以外も活用するもののようです。

これに基づき不正発生リスクが高い財務諸表の上位10%を調べたところ、実際に重大な不正があった財務諸表の2/3以上を見つけることができたそうです。

実際のペーパーをこちらで見れるということです。