いろいろ大変ですね…ここは。。。
当時、経理グループ長として会社の口座の管理を任されていて、帳簿にはうその記載をしていたとのこと。去年行われた会社の内部調査で発覚したとのことです。
詳細は不明ですが、管理者の立場で、承認のみならずオペレーションも実行し、自己承認していたのではないでしょうか。
こうなってくると、もはやどうしようもないとも言えます。牽制をかける立場の人間が不正をやるわけですから。
内部統制監査などで対応するしか無いのではないでしょうか。管理職が切っている仕訳は、絶対に見たほうがいいですね。普通はそんな仕訳無いですから。
若手の会計士が担う報われない仕事の一つに、クライアント企業の倉庫で念入りに在庫を照合する作業がある。紙とペンを手に、はしごに登る単調な仕事を含む。 だが、退屈な仕事を処理するやり方が洗練されようとしている。監査法人が特殊なドローン(小型無人機)を試験運用している。人工知能(AI)とイメージ認識技術を利用し、情報を分析して瞬時に本社へ送り返すためだ。
プライスウォーターハウスクーパース(PwC)やアーンスト・アンド・ヤング(EY)といった企業が試験運用しているこの技術は、英国の大手会計事務所が監査プロセスの一部を自動化しようと模索している新しいデジタルツール群の一環だ。
日経より。
果たしてどこまでAI化されるかは見ものですが、根本的には、会計士には異常に気づく能力が求められているものと理解しています。
確かにこれまでは単調作業は多かったと思います。若手で、それに対して文句を言う人も居るでしょう。
しかし単調作業から学習している人も居ます。
コピー取りだって、如何に早くこなすかという話から始まり、こっそり見た資料の内容から会社のことをより深く理解することもできます。
要は貪欲に、前向きに能力を伸ばそうとするかの違い。
そしてこれから人工知能が台頭するとすれば、人間しかできないのは何かを考えながら能力を伸ばしていくべきでしょう。
経理も同じです。経理でも、色々と気付く人はそれなりに評価されるはずです。