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辞めたいと思う気持ち
このブログを読んでくださっている方の中には、監査法人を辞めたくてしょうがないという人もいるかもしれません。
理由があるとすれば、いろいろ考えられますが、おそらく
・忙しすぎる
・仕事がつまらない
・人間関係がうまくいかない。つらい。
主にはこんなところではないでしょうか。
今回は、悩みをできるだけ頭から引きずり出して、雑記的に殴り書きしていきたいと思います。
ネガティブ=悪か
私は、このようなネガティブな理由で辞めたいと思うことは非常に自然なことだし、何も変ではないと思います。
私もその一人でした。
そして会計士は真面目なので、辞めたいと思う一方で、「そんな理由で辞めちゃだめだ」「もっと頑張らないと」と思ってしまいます。
たとえば転職サイトとかのHPなんかでは、よく世間的に、”ネガティブな理由で辞めるな!”みたいなことが書かれています。
でも、監査があわない人にとって、そのような発想は受け入れがたいと思います。
なぜなら監査がつまらない人にとっては、つまらない感情を消すことがどうしても難しいから。
つまらないと思う気持ち=ネガティブではないと思います。
ただ合わないだけ。合わなければ別のことするのは自然だと思います。
辞めようと思う理由:監査
監査法人で監査をやっている会計士は、会計だけではなく監査にも相当時間を費やすことになります。
監査のプロでもあるので、多くの時間を監査の検討や雑務に時間を取られます。
監査を経て社会的な達成感や、クライアントへの貢献感をどうしても感じられずにいる会計士にとって、そのような環境はとても受け入れがたい状況でしょう。
辞めようと思う理由:人間関係
監査という仕事の性質ではなく、例えば人間関係でやめたいと思うこともあるでしょう。
上司と合わないことが原因かもしれないし、本人の性格が原因の場合もあるかもしれません。
でも、世の中どこに行っても嫌な人はいるものです。
ですので、やめても転職先の会社でも同じようなことが起こる可能性はあります。
人間関係の場合は、正直に自分の会社にまず相談する行動は大切なのではないでしょうか。
辞めようと思う理由:激務
リソース不足からどうしても業務が舞い込んできてしまうとき、これに出世や責任感から、どうしても仕事から逃げずにこなそうとしてしまうときに、激務というものが発生します。
激務は、身体にいいものではありませんが、優秀なホワイトカラーほど、立ち向かってしまうものです。
しかし若くて独身の頃ならまだしも、結婚して子供がいるなど家庭を持つ者にとって、この選択はどうなのでしょうか。
激務だらけになることは、自分が目指す幸せに近づくのでしょうか。
辞めてもいい理由:度が過ぎると身体に悪いこともある
現職で自分を追い込みすぎると、身体を壊すリスクが増えていきます。
追い込んでいる環境にいると気が付きませんが、身体というのは本当に大切です。
やりすぎは続くとやっぱりよくないです。
肉体的に疲れる場合はもちろん、精神的に疲れてしまう場合にも、具体的に身体の症状に出ます。
私も嫌な人と仕事をしている間は、体調不良で会社を休みました。
続くと、鬱になる可能性もあって、本当によくないのではないかと思います。
辞められない理由:年収
転職をためらう理由に、年収が下がるから、というのがあります。
どうしても監査法人に残った人との比較をしてしまいます。
しかし年収を維持するまたは増やすのは現職が最も効率的と考えるのは、少し時代遅れになってきているかもしれません。
本気になればお金は他の手段でも稼げるのではないでしょうか。
本当にお金がほしいなら、副業にチャレンジできる環境も、年々整ってきています。
実は、探せば年収を増やす方法はいろいろあるのかもしれません。
大切なのは自分の軸を持つこと
結局、自分が一番大切にしているのは何か、シンプルに軸を決めることが大切だと思います。
家庭、健康、お金、やりがい、達成感・・・などかならず誰にでも軸はあると思います。
自分が絶対に譲れないものを、まず決めてしまいましょう。
それを決めたことで、失敗や反省があってもいいと思います。
人生において、方向転換は、許されています。
苦しみながらでも、その苦しい思いを受け止めながら、楽しんでやっていけばいいのではないでしょうか。
必死に生きたら、必ず何かが見えてくると思ってます。
この分野なら誰にも負けないという、Only1の会計士を目指す人も最近多くなってきていますので、そういう生き方は参考になると思います。