平成29年7月4日(火)、総務省ホームページで「ふるさと納税に関する現況調査結果の概要」が公表されました。
個人版のふるさと納税については、口コミも相まってとんでもない広がり方をしてますね。私も、私の周りでも、皆ふるさと納税しまくってます。
よく批判されるのが、返礼品目的であさましい、というコメントですが、個人的にはある程度しょうがないと思います。人間、目の前のめりがないとなかなかお金は出さないので…💦
それよりも個人的に注目したいのは、これだけのお金を動かす仕組みを作り上げたという点。全世代に対してネット通販の門戸が広がったという評価はできないでしょうか。
あとは、返礼品は日本の産物なので、日本製品を楽しむという意味で、まずは普及につながり、そこからリピーターを増やしていければ経済活性化になるかなという点。
あさましさからでも、消費に繋がれば経済的な観点では結果オーライかと。
ただ、リピートさせることも難しいし、地域によって特産物の差別化の方法や難易度に違いがあると思うので、なかなか簡単なものでも無いと思いますけどね。
さて以上が個人版のふるさと納税ですが、企業版のふるさと納税もあります。
こちらは特産物ではなく税額控除がメリットのようで、プロジェクトベースの支援金のようなスタイルのようです。企業の資金余剰があり、地方応援自体にもう一歩、何かメリットがあれば広がっていくかもしれませんね。