豪州big4対談

  • 2017年10月3日
  • 2017年10月3日
  • 会計

近年、オーストラリアやニュージーランド(NZ)市場で、デロイト、EY、KPMG、PwC――の会計大手ビッグ4によるコンサルタント業務の拡大が目立つようになってきた。オセアニア市場で、ビッグ4はどこに向かっているのか。そこでNNAオーストラリアはこのほど「10年後の会計業界」をテーマに、ビッグ4の日本人代表者4人による座談会を開催し、4氏と率直な意見交換を試みた

何故かオーストラリアのBIG4が集まって対談。その前半。

結構ためになりました。

どこの国でもAIが話題ですねえ。

あと、監査法人のローテーションについて、誤解を恐れずに発言されております。そして的を得ています。

めんどくせえんだよ!!

と、もっと大きな声で誰かが言ってもいいと思います😅

会計士の独立性のために、わざわざあらためてクライアントが監査法人にいちいち説明したりするのって、凄まじく迷惑だと思います。まあ、クライアントの説明力向上とか、情報整理とか、メリットはあるかもしれませんが、独立性なんて、お前ら(監査法人)の問題なんだから自分達で何とかしろよ!というのが普通の感覚だと思いますね。

監査報告書の長文化で触れられているKAMとかもどんだけ世の役に立つのかな…。投資家の方、見ますかそれ?!見てわかりますか?!投資家の方々が内容をわかるように改革してくという話ならわかるけど。マニアックな会計とか監査の話ばっかり書くつもりではないでしょうね…。

どうせ制度を変えるなら、先に議論すべきは、リソースや報酬のあり方、不正を見つけるための具体的な技術の話やナレッジ共有、クライアントや投資家のための粉飾を防ぐという意味での教育強化とか、そういうのではないかと、個人的には思う。

まあでも、AI監査が定着すれば、割とスムーズに交代できるようになるのかもしれませんし、監査法人の交代くらい出来なければならないのかもしれません。

結局AIの話に戻りましたが、いずれにしても、虚偽表示の発生原因、発生プロセスから、何故起こるのかをもっと研究する+懐疑心を高めてくことが必要なのではないでしょうか!