またもや監査法人の交代が相次いでいる系の日経記事が出ていますね。
メディアが何を言いたいかと推測すると、「企業と監査法人との蜜月がなくなりつつある」というところでしょうか。
この蜜月という言葉、あらためて調べてみました。
みつげつ【蜜月】結婚したばかりの時期。「―旅行」。また、関係が親密であること。
なんと、ハネムーンの日本語訳であるような言葉ですね。要するに夫婦関係がこじれて離婚するようなイメージで使用される言葉であると言えますね。
しかし、経験上企業と監査法人の関係は、とうの昔にハネムーン関係ではなくなっているように感じます。
特に最近は、いろいろと外部の目もあるので、良い意味でもドライな関係をお互い保っているところも少なくないと思います。
昔は企業にとって甘い判断とかもあったかもしれませんが、今は本当にそうはいきません。
会計基準の本質を見極めて適切に処理することが求められていると感じます。
特にIFRSはその傾向が強いです。
何度も言っていますが、企業に求められるレベルが上がっているように感じています。