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会計

現在開発中の会計基準

ASBJは、「現在開発中の会計基準に関する今後の計画」の改訂について公表しています。 18号の修正(リサイクリング)は、話は重くは無いかもしれないが、対応が必要な会社様は多いかもしれませんね。正直、学者の先生等以外でどっちでもいいと思われている方は少なくないのではないでしょうか。個人的にはここは日本基準をIFRSにあわせておいたほうがいいようにも思いますが。世の中的に持合いも解消してきていますし、 […]

監査役小六法 平成31年度版

監査役協会は、『監査役小六法~平成31年版』の発行について公表しました。 監査役小六法という書物があるんだ・・・。今更ながらですけど、知らなかった・・。 収録内容を見てみると、以下の通り。 赤字のところが、コンプラ系の内容になっていますね。 『監査役小六法~平成30年版』目次 【会社法編】 会社法編: 会社法/会社法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律〔抄〕/会社法施行令/会社法の施行に伴う関 […]

IFRSの採用企業増加 時価総額で3分の1

日経の記事に、”国際会計基準の採用企業増加 時価総額で3分の1 海外M&Aの増加反映 ”というものが。 今後、日本におけるIFRSの強制適用はどうなるのでしょうかね。 日本基準もかなりIFRSに近くなってきていて、IFRS開示適用企業も増え続けるなら、 日本基準自体あんまり要らなくなるのではないでしょうかね。   財務会計を生業とする会計士としては、IFRSへの投資はしておいた方 […]

IFRS15で変わる会計

日経新聞の記事に”国際会計基準で新ルール 変わる売上高の計上方法 ”というものが。 IFRS15に端を発した収益認識変更は、もの凄く多額の制度対応コストを生じせしめることになります。 しかしこれによって全世界で収益に関する見方が統一化されることになります。 誰が、どこで、どのようにビジネスをやっても、計上はほぼ同じなのです。 企業会計の国際化ここに極まれりといった印象です。 ただ、このようなメリッ […]

大庄 固定資産圧縮損→積立金処理

当初の業績予想に固定資産圧縮損を織りこんでいたが、これをあらため剰余金処理とすることにしたため、業績予想を修正するもの。 ・企業会計原則注解(注24)では国庫補助金、工事負担金等について、 ・監査第一委員会報告第43号「圧縮記帳に関する監査上の取扱い」では交換、収用等について、 それぞれ直接減額方式によることができる旨が規定されています。 しかし、取得原価主義という考え方からすれば、よくわからない […]

改元対応

決算短信の日付を西暦で表示する上場企業が徐々に増えてきているそうです。 平成も終わりか…。 確かに早め早めに対応しようとされる会社様の話はチラホラ聞きます。

監査提言集

毎年、監査提言集というものが公表されています。 2018版も最近出ていまして、一般向版は誰でも閲覧出来ます。 監査提言集が何かというと、一言で言えば、「監査の失敗事例とその反省集」になります。 本来、監査の失敗などというのはあってはならないことで、ましてやそれを取りまとめて公表するなどというのは、自分達を苦しめることにならないか?一体どういうことなのでしょうか? 理由は簡単で、 提言集に記載された […]

【有価証券報告書 注記の訂正事例でわかる作成/記載要領】東建コーポ 営業職報奨金の期間帰属

概略 アパート・賃貸マンション・貸店舗の企画・設計・施工から仲介・管理・経営代行まで行なう総合建設企業、東建コーポレーション(東一)は、2018年6月に、平成30年4月期決算の作業過程において、販売費及び一般管理費が過少に計上される等、報奨金の期間帰属に誤りが生じていることが判明し、過年度の決算を訂正することを発表しました。 早速内容を見てみます。 ※以下内容は、筆者の推測を含む内容である点、ご容 […]

リース基準の統一

国際会計基準は2019年から、リースの機械もすべて資産とみなす。買っても借りても同じルールが日本にも適用されれば、リース本来のメリットはなくなる。手元資金の乏しい中小企業の投資意欲に水を差すと懸念する声が出ている。 日経新聞より。 中小企業がどこまで巻き込まれるかは何とも言えませんが、適用される上場企業にとっては、IFRS16はかなり面倒な基準です。 これはIFRS16の適用準備をしている担当者で […]

【有価証券報告書 注記の訂正事例でわかる作成/記載要領】株式会社エムケイシステム ライセンス料

株式会社エムケイシステム(JDQ)は、6月19日に、過年度のライセンス費用について追加支払いを行うことを決議し、これに伴い、過年度財務諸表について遡及しての修正再表示、平成30年3月期 における連結財務諸表及び財務諸表の修正、並びに平成31年3月期において特別損失が発生したことを開示しました。 あまり見ない事例ですが、今回のケースは、取引自体が誤っていたものかと。 通常は、取引自体は適法に成立して […]

会計士試験合格者必見!良い会計士になるために必要な3つのこと

はじめに 新聞紙上なんかで会計士が話題にされることも多い昨今、社会やクライアントに対する責任の重さがのしかかる反面、その責任の達成に向けて情熱を燃やしている会計士の方も多くいらっしゃるのではないかと思います。 私もその一人です。 自分にできることは、すべてやっていこうと思っています。 しかしその情熱とは裏腹に、新聞紙上で書かれる会計士に関する内容と言えば、いわゆる「悪口」が多い気がしてなりません。 […]

経理とAI

結論 所謂AIによって経理の仕事が奪われるかどうかの分析コラム。 itmediaビジネスオンラインより。 結論として、これからの経理社員の働き方のポイントは、 •1.AI、クラウド、RPAなどではできない業務を洗い出し、その部分の仕事のスキルを研鑽する • 2.例外処理に対応できるレベルの経理スキルは持つ • 3.AI、クラウド、RPAなどを無駄なく効果的に導入、活用する方法を会社に提案し、それを […]

従業員不正 藤田エンジニアリング

藤田エンジニアリング(株)は、従業員不正の事実と、これに伴う過年度法人税等の計上について公表しています。 幸い訂正事例には至りませんでしたが、手口を知ることや対策を考える目的で今回も筆をとらせていただきます。 なお調査委員会は、会社の取締役や監査役で構成される内部委員会のようです。 経緯 平成29 年11 月の税務調査において、過去約7 年間にわたり、従業員1 名(以下「元従業員」という)が、当社 […]

「内部統制報告制度の運用の実効性の確保について」の公表

日本公認会計士協会(監査・保証実務委員会)は、「内部統制報告制度の運用の実効性の確保について」を平成30年4月6日付けで公表しました。 私が着目したのは、p.10の (1) 東証1部上場企業の要因別・区分別分析 ② 決算・財務報告プロセスの不備事例ですね。 大規模企業においても、(略)企業結合や見積り項目など、非定型・不規則な決算・財務報告プロセスでは誤謬が発生している。これは、(略)昨今の会計基 […]