最近読んだ本です。書評では、内容の概要を極めて簡潔に記載していきます。
基本的にこの記事を読まれた方にも読んでいただきたいような良質の本をご紹介します。
著者の主張
- これまでのような日本式の成功法則(本当はやりたくないことなのに、膨大な時間とエネルギーを割いていること。)では、真の成功は得られない。
- これからの世の中では、新しいスタンダードを自分で作り上げていかないとチャンスを得られない。学歴や資格だけでは差別化することは難しい時代がきているので、自分の強みやユニークさを生かしてオンリーワンを目指すべき。ナンバー1を目指す必要はなく、自分の成功パターンで勝つことが大切。
- 努力や才能を磨くことも必要だが、これだけではなく、「意味のある偶然の一致」を連続して起こさせることが必要。多くの成功者はこれを感じ、活かしている。それは、偶然に自分なりの意味を与え感じること。世界ではこのような人生展開型(最初から目標を決めつけず偶然に意味を感じて都度最善を尽くし、キャリアを形成する)の成功者が圧倒的に多い。
- 自分の人生を肯定し、起こることすべての意味を見いだし、受け止めるように訓練すると、直感が働くようになる。重要な意思決定は、思考だけではなく、この直感に頼ることが必要。思い切って勇気を出してリスクを取って飛び出してみる。
- 逆境には必ず意味がある!何をやってもうまくいかないときは、待ちのフェーズのため、じっと耐えて準備すればいい!起こることはすべて正しいのだから。逆境があるほど成功のレベルが高いと考えれば良い。
サラリーマンとして生きている自分に大きな疑問を感じている私にとって、この本は大きなヒントを与えてくれています。これからの50年を勝つために必要なことは何なのか。
思えば私の人生は、安定志向でした。大学受験、会計士試験受験はその象徴で、結果として苦しい競争を強いられており、自分らしく輝くことを忘れてしまっています。経済自由人になるために何が必要なのか、今はまだ戦略を練っている段階ですが、とにかく自分が必要だと思っていることはすべて行動でチャレンジしていくつもりです。