【書籍】あの世に聞いた、この世の仕組み

  • 2017年7月19日
  • 2017年7月21日
  • 読書

久々のブックレビューです。

私はもともと自己啓発的な本が好きなのですが、その中でも非常にユニークな本で、とても参考になり、辛い時に読むと心が救われましたので、ご紹介します。

人生に疲れてしまっていらっしゃる方、嫌なことがあって落ち込んでいる方には、是非手に取っていただければと思います。

細かい設定の話とかは省いて、肝心の内容に関して要点を言いますと、

「私たちは、自分が幸せでない理由を探すのが得意で、まわりの作った常識に振り回されている。結果、自分で勝手に思い悩み、心を痛めつけ壊してしまうことがよくある。」

「今自分が幸せであることを知れば、不思議と幸せになっていく」

「その認識に必要な、神とは何か?命とは何か?という問いに、真実をもって答えていく」

という話を、ユニークな方法で紹介した本です。

これだけ見ると、妖しい御利益宗教か何かかと言われそうです。筆者も実際は違うけどそう思われるのはわかっています。宗教の勧誘で同じような内容を使うことはあるかもしれませんが、所謂ご利益宗教とは違います。強いていうなら本代取られるくらいで,お布施がどうとかは一切無いので。

強いて宗教と関連させるならば、仏教の開祖とされるお釈迦様由来の、般若心経について、これまた非常に分かりやすく解釈して書かれております。以前口語版の般若心経が話題になりましたが、本当の意味での理解に繋がると思います。仏教が言ってることとは、悟りとはこういうことなのかというのが、とても腑に落ちました。

そうやって真実を知ることで、日々の辛い出来事に引っ掻き回れることは少なくなる。確かにそうかもしれません。

筆者の考え方を読み手がどう受け取るかという話だけかと重います。スピリチュアル本ばっかり読んでいるわけではないのですが、この本はわかりやすかった。

例え話では、映画マトリックスの例が非常に分かりやすかったですね。

一方、人は死なない・死ねないという話は、結構理解が難しかった。死という定義の問題な気がして。。。

ちなみにこちらは緑(もっと)のほうですが、これの前作である黄色本もあります。こちらもおすすめですが、私は緑のほうがHITでした。非常にわかりやすく書いていますので文章も読みやすかったです。


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