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2017年8月

AIによって、事務職は代替されないと見る根拠等

「AIと事務職」をテーマにアンケートを行ない、女性577名から回答を得たという話。 調査結果概要は以下の通り。 ★5割の女性が「10~20年以内に事務職はAIに代替されない」と回答。 ★仮にAIが台頭するとしたら、今から身につけておくべきスキルは、「臨機応変に対応するスキル」「コミュニケーションスキル」「発想力」。 20年内に代替されると「思わない」と回答した方の理由は以下の通り。 ◯事務業務の中 […]

コーポレートガバナンス・コードとスチュワードシップ・コード

何か最近(ずいぶん前からか)流行りのこの言葉。 分かりやすく解説してるサイトは無いものかと探していたら、KPMGがいい仕事をしてくれておりました。 この全体像の図がわかりやすい! 長々と話をするのは嫌なので、端的に一言でまとめたいと思います。要はこういうことではないでしょうか。 ✔︎コーポレートガバナンス・コード →上場企業が守るべき、あるべき企業統治 ✔︎スチュワードシップ・コード →機関投資家 […]

どんな会社でも不正は起こる?

経理に詳しい方のそういう記事がありました。 確かに、どこの会社でも起こり得ますね。 というか、そう考えて取り組むべきなのでしょうね。 監査的には、細かい不正については、計画や手続の立案と実行の段階では正直そこまで血眼になるわけではないことが多いです。 細かいやつを見つけるためにガチャガチャと細かく計画するわけではなく、リスク評価の中でどういう不正が起こりうるのか、仮説を立てて手続を絞り込んで行きま […]

とある会計士の英語勉強法 リスニング①

リスニング編①・・・ポッドキャストを使う! TOEIC用のリスニングテクニックなどについては専門書などが無数にありますのでそちらに譲るとして、私がいまだに継続できているリスニング教材は、何と言ってもポッドキャストです。 今回はその中から、いくつかおすすめのコンテンツを紹介します。 とにかく、楽しみながら、というのがポイントです。 そうでなければ、継続できないので!!継続しないと意味が無いのです! […]

旬刊経理情報

いまさらですが、情報共有です。 経理・会計・財務の専門雑誌といえば経営財務を思い浮かべがちですが、旬刊経理情報も隅に置けない存在感があります。 会計事務所や経理部にはたいてい置かれていると思います。 財務会計のみならず、管理会計や経営管理など広範な知識を得ることができます。 ここで言いたいのは、経営財務と同様、こちらもデータベース会員になれること。 スマホでもバックナンバーを閲覧できるのは大きなメ […]

コーポレート・ガバナンスに関する報告書の記載要領改訂

東京証券取引所は8月2日,「コーポレート・ガバナンスに関する報告書」の記載要領を改訂しました。 要旨は以下の通り。 退任した代表取締役社長が相談役や顧問に就任すると,現役の経営陣に対して不当な影響力を行使する場合があるとの指摘があるため,該当者の氏名や役職などの情報の開示を求める。開示は任意だが,各社で異なる相談役・顧問の役割を発信することは投資家の判断材料につながる。 要するに、株主価値最大化( […]

事業報告等と有価証券報告書の一体的開示

JICPAは、事業報告等と有価証券報告書の一体的開示について、関係省庁と意見交換をしつつ独自に検討を行った結果を「開示・監査制度一元化検討プロジェクトチームによる報告「事業報告等と有価証券報告書の一体的開示についての検討」」として取りまとめ公表しました。 結構わかりやすく書かれていますね。JICPAはいい仕事をされています。 要点だけ以下に抜粋して記載します。 ③ 一体的開示の取組により、会社法の […]

人手不足

企業の 45.4%で正社員不足、過去最高 帝国データバンクより。 最近、人手不足が著しいと聞きます。 経理財務部、監査法人でも人手が不足しているというのは、現場の肌感覚でも感じています。 AI化が進んではいますし、これから普及が加速するのかもしれませんが、暫くは人手不足傾向が続くのではないかと思います。 というのも、人を急に増やせるわけではないため供給増には限界があるし、経理を明日から削ろうなどと […]

細野さん

全否定っスか!! 全部全否定ッスね。 国策が絡んでいるので、可能性は充分ありますけど。。。

ふるさと納税 減速

ふるさと納税が転機を迎えている。総務省が獲得に走る自治体に待ったをかけ、一時の過熱感は一服。高額返礼品で話題を呼んだ自治体の実入りは減り始めている。今後は見返りよりも、地域のためになるお金の使い方をアピールできるかがカギになる。そんな当たり前の教訓を自治体は生かせるか。 日経より。 いやー、返礼が少なくなればそりや寄付は減ると思いますよ。なかなか善意の寄付を呼び込むのは至難のワザかと思います。 た […]

東芝の限定付適正意見、異例で慎重に検討

あらた代表の説明。 相当慎重に検討をしたというのは、想像に容易いです。金融庁のレビューとか入るのでしょうが、やったことを堂々と説明するだけですね。 私は本件には全く関与していませんが、本件こなされた会計士の皆様、本当にお疲れ様でした。

農協専門「みのり監査法人」

総勢22人という小規模な監査法人だが、数年後には国内有数の規模になる可能性を秘めているとのこと。 まあJAの規模を考えればそれだけ人数が必要なんでしょうけど、多いですね。現行の農協監査士500人を吸収すれば当然かもしれませんが。 ニッチマーケットだとしても、監査法人は2,3に分けたほうがいいと思いますが。。。独占状態なので、以前とあまり変わらないのではという指摘は確かにそうかも。 というか農協監査 […]

仕事のストレス減らすクイック・アンド・ダーティー

日経17/8/21を読んでいたらこんな記事が。 「Quick and Dirty(クイック&ダーティー)」とは、「完璧じゃなくてもいいから、早く」といった意味で、「スピード重視で、足りない点はその都度改善していけばいい」という考え方のようで、 個人的にはかなり同意です。 以下の理由についても、同意。 ✔︎多少のミスがあったとしても、早く仕上げれば改善する余地がある ✔︎上司の意見なども反映して、よ […]

「有報遅延で上場廃止」 過去4社退場

東京証券取引所は企業が上場廃止となる基準の1つに「有価証券報告書または四半期報告書の提出が遅れること」を挙げている。東証の2008年以降の集計では上場廃止となった企業は合計で約600社あるが、その半数程度は親会社などが完全子会社化したことに伴うもので、報告書の遅延を理由としたケースは4社しかない。東芝は極めてまれな上場廃止リスクに直面していたと言える。 2017/8/10 日経新聞より。 その4社 […]

【訂正報告書事例】東京衡機 限定付適正意見

木材やコンクリート向けの試験機を手掛ける株式会社東京衡機(東証2部)は15日、連結財務諸表の監査意見が「限定付き適正意見」になったようです。 開示すべき重要な不備にも該当(決算日後に判明したため)。   原因は中国子会社の元役員等が以下の不正行為を実施したため。 ・不適正な経費使用 ・生産設備の不正使用 ・棚卸在庫の横流しなど   結果、以下の虚偽表示が判明したとのことです。 […]