アピックヤマダ株式会社は、17年8月30日にて「不適切な会計処理に対する再発防止策の策定に関するお知らせ」を公表しました。
題目は以下の通り。
1.「再発防止委員会」の設置
2.役職員のコンプライアンス意識の醸成
3.売上計上にかかる検収要件の明確化および厳格運用の徹底
4.組織体制上の課題への対応
5.監査等委員会による取締役に対する監視・監督強化
6.特別出荷削減への取組み
7.会計監査人との関係構築(コミュニケーション向上)
どれも重要なのでしょうけど、本件は役員関与の不正なので、2.役員改革が最も重要なのでしょうね。「そもそも売上とは!?」というところで(悪意の無い)誤解もあったのなら、3.も重要ですね。
日本基準の収益認識が大きく変わろうとしている中ですので、新基準を含めて理解しなければなりませんね。
「公認会計士である社外監査等委員」というのが気になりましたが・・・。