日本人の「競争嫌い」を逆手にとった「ZOZOTOWN」ということで、
6時間勤務制度は、
”どうやったらほかの社員を出し抜けるか、上司に気に入られるかなどと考える社員が増えるほど、会社はつまらなくなるし、業績も上がらなくなる。それならばいっそのこと給料一律で社内競争を排することで、社員にはお客をどう喜ばせるかを考えることに時間を使ってほしい。”
そんな社長の想いから始まった制度だそうです。
確かに一理あって、かつ、業績や結果も付いてきていることから、説得力があります。
日本は資本主義社会ですが、昔から終身雇用など従業員に差をあまりつけすぎない公平な制度は定着していました。そこの逆説的なメカニズムは、1つは日本の文化で説明されるのだと思います。
普通、やってもやらなくても結果が同じなら、従業員は頑張るのをやめてサボると思いますし、同期を出し抜くという意欲自体湧かないかもしれません。社会主義的な発想ですね。
そこを、金銭以外のところで動機付けするシステム、例えば会社は社会の公器だとか、お客様第一主義で会社は発展するという考え方で動機付けしてきたのが日本企業的な文化なのかなと。
ゾゾにもそんなところを感じますが、優秀な人にはきちんと報いなければ辞めてしまうリスクがあると思うので、そこをどうコントロールしているかについては興味がありますね。
あと、6時間勤務で仕事が回るなら、それ以上の勤務時間でやってる会社(私)は何なんだという気がします笑。6時間勤務は大賛成です。何か大きな目標ができた気がします。
働き方革命とかいう時代なので、色々ヒントにはなるかも、と思った記事でした。