「攻めの経営」を促す役員報酬

  • 2017年10月1日
  • 2017年10月2日
  • 会計

経済産業省は、我が国企業が収益力(「稼ぐ力」)や中長期的な企業価値の向上に向け、迅速かつ果断な意思決定を行えるよう、企業のコーポレート・ガバナンスの強化に取り組んでいます。こうした取組のひとつとして、本年4月に中長期の企業価値向上に対応する役員報酬プランの導入を促すため、『「攻めの経営」を促す役員報酬-企業の持続的成長のためのインセンティブプラン導入の手引-』を作成・公表しました。

 

所謂コーポレートガバナンス強化の流れの中で、役員報酬のあり方というのが議論されています。税制改正も含め、いろいろな役員報酬の形が出てきていますので、ややこしいなあと思っていましたが、当該資料は比較的よくまとまっているのではないかと感じます。

上記のなかで簡単な会計処理についても触れられていますのでイメージはつきます。

経営者が能力を存分に発揮するためのシステムの1つとして”報酬”はやる気を引き出すうえで重要なものでしょうし、上場して自社株をGetして大きなリターンを得るというインセンティブは、上場制度の活性化にも繋がるでしょうから、積極的に進める意義があるというものでしょう。