会計士の不幸な勘違い

この記事の視点は非常にユニークだと思います。

実際に独立されているのだから、説得力がありますね。

たしかに、営業力やビジネス力がなければ、これからの時代を正しく生き抜くのは難しいかもしれないと感じる日々です。

たとえそれが監査法人であってもそう思います。

会計士の強みの中に、複雑で難易度の高い会計処理に対して合理的で納得感のある解をアウトプットすること、エラーや不正を発見し会計数値を正しくせしめていくことがあると思います。

これはこれで素晴らしいことで、誰かがやらなければなりませんし、会計士なら程度の差はあれどできるようにならなければならないものになります。

しかしより大切なのは、ビジネスを進める力、クライアントと適切にコミュニケートして課題を解決していくことであるように感じています。

まあ両者は重なる部分もありますが、「会計がわかっていれば大丈夫」という視点では、それに適合した不自由さの高い仕事が待っているのでしょうね。

自由度を高め、自分らしく生きていくにはやはり『会計+α』の視点が大切に思います。自分がそれをできてるかと言われれば頭を下げるしかないですけど…。

さらに、この記事では逆の発想をしていて、『α+会計』で生きていけ!という発想ですね。

これはかなり説得力あります。

例えば会計+英語という発想で英語を勉強するのと、英語+会計のスタンスで勉強するのとでは、英語の結果に差が出てくる気がします。

会計並みに専門的なスキルを身につけるにあたり、参考になる考え方ですね。