日経新聞の社説に、”透明性高い監査報告で市場の信頼向上を ”との記事が。
これは、「不正」を想定して書かれているのだろうか・・・。
不適切会計という言葉をよく耳にしますが、これがもの凄く話を煩雑にしてしまっていないでしょうか。
「誤謬」と「不正」に分別して議論をして、投資家が今の監査の制度設計を正しく理解しなければ、正しく監査報告書を利用することはできないと思います。
それは、表現がわかりやすいとか、そういう話のレベルでは無いと思います。
不正に対する監査手続のところを、KAMに該当するとしてどのように記載していくのかというところは興味深い。世の中は不正会計にもの凄く敏感になっているので、不正を見抜けるように制度を変えろとなれば尚面白い。
ところで、具体的にどのような監査報告書になるのかと思ったところ、
その点は既にいろいろなセミナーで明らかにされているかもしれませんが、
EYのサイトに英国での先行事例を踏まえた例示が。