日経新聞の記事に”国際会計基準で新ルール 変わる売上高の計上方法 ”というものが。
IFRS15に端を発した収益認識変更は、もの凄く多額の制度対応コストを生じせしめることになります。
しかしこれによって全世界で収益に関する見方が統一化されることになります。
誰が、どこで、どのようにビジネスをやっても、計上はほぼ同じなのです。
企業会計の国際化ここに極まれりといった印象です。
ただ、このようなメリットを得るために、制度対応だけならまだしも、管理会計や業績評価、システム対応など、かかるコストが尋常ではないですね・・・。
企業がコンサル等にお金を出すのは、「制度対応時」や、「困ってて出すしか無い時」と言われます。
これは、営業努力が必ずしも売上に直結しないことを意味します。
ところが制度対応は、全てを動かす力を持ちます。
制度対応というのは、本当に強力ですね。
強制力が人や組織を動かすので、すべてが勝手に動いていきます。
規制を利用した産業が多いわけです。