【書籍紹介】メタップス社長 「お金2.0」
以前、訂正事例で紹介したメタップスですが、最近はICO関連で日経新聞や週間経営財務、その他記事なんかでも話題になっております。 IFRSでも日本基準でも、ICOを明確に規制しているわけではないため、その混乱ぶりにメディアが噛み付いている様相です。 確かにビットコインやらブロックチェーンやらICOやら・・・なにやら新しい概念が最近めまぐるしく生まれては世間を騒がせています。 この状況をいったいどのよ […]
以前、訂正事例で紹介したメタップスですが、最近はICO関連で日経新聞や週間経営財務、その他記事なんかでも話題になっております。 IFRSでも日本基準でも、ICOを明確に規制しているわけではないため、その混乱ぶりにメディアが噛み付いている様相です。 確かにビットコインやらブロックチェーンやらICOやら・・・なにやら新しい概念が最近めまぐるしく生まれては世間を騒がせています。 この状況をいったいどのよ […]
東京商工リサーチは、2017年全上場企業「不適切な会計・経理の開示企業」調査を公表しました。 ポイントは以下の通りです。 ◼️2017年(1-12月)に「不適切な会計・経理(以下、不適切会計)」を開示した上場企業は53社で、2016年の57社から社数は4社減少。 ◼️不適切会計の開示企業は、調査を開始した2008年の25社から9年間で2.2倍に増えた。2017年は2016年に比べ4社減少したが、依 […]
増える「企業内会計士」 2018年1月19日付の日経新聞記事に、「増える「企業内会計士」監査法人から年500人が転職 」なる記事が出ておりました。 この記事は、事業会社などで勤務する「企業内会計士」が着実に増加していること、それは会計士業界に変化を起こすこと、社会にとって望ましいことなどを指摘しています。 今回は、増える「企業内会計士」について、そのメリット面を中心にあらためて記載したいと思います […]
トランプ大統領は2017年12月22日にて連邦税の引き下げに関する税制改正法案に署名していますので、2017年度中に会計上の影響が生じることになると思います。 (PWCのページにて影響が簡単に解説されています。) 目下、税効果会計において税率の変更(現行の連邦法人税率35%から21%への大幅な引下げ)が生じますので、税効果を原則法で処理している米国会社をグループ内に保有する場合等には、この12月決 […]
首相官邸(日本経済再生本部)は、2017年12月28日にて「事業報告等と有価証券報告書の一体的開示のための取組について 」を公表しています。 「未来投資戦略2017」(平成29年6月9日閣議決定)(以下、「未来投資戦略」)に掲げられた「2019年前半を目途とした、国際的に見て最も効果的かつ効率的な開示の実現」に向け、事業報告等と有価証券報告書の一体的開示をより容易とするため、関係省庁は共同して制度 […]
決算発表で毎回先陣を切る愛知県拠点のレストランチェーン、あみやき亭。同社と監査法人の取り組みは、将来の会計監査の在り方を示すモデルの一つになる。 本日の日経新聞より。 伝説の会社、あみやき亭ですね。 日次決算という、もはや異次元の早期決算を達成している会社です。 上場企業の決算の業務に携われた方ならお分かりかと思いますが、決算日の翌日に短信を出すというのは、耳を疑うような荒業です。 今回はそんなあ […]
12月6日にて、ASBJが公表しています。 基本的に時価評価して、差額は損益へブチ込む会計処理ですね。 仮想通貨の現在の性質からして、感覚には適合します。 この基準で思うところは、以下の2つです。 1つ目は、背景。 結論の背景の経緯としても記載がありますが、この基準は、「平成 29 年 4 月 1 日の属する事業年度の翌事業 年度より、仮想通貨交換業者に対しては、その財務諸表の内容に […]
ASBJは11月6日、企業会計基準公開草案第61号「収益認識に関する会計基準(案)」(平成29年7月20日公表)、企業会計基準適用指針公開草案第61号「収益認識に関する会計基準の適用指針(案)」(平成29年7月20日公表)に寄せられたコメントを公表しました。 いろいろな企業や団体・個人からコメントが寄せられていますが、 その中でも自動車大手がこぞって「有償支給取引」について共同?のコ […]
王子ホールディングス(3861)は13日、2018年3月期の第2四半期報告書の提出を延期し、提出期限延長の承認申請を関東財務局へ提出すると発表した。延長が承認された場合、提出期限は12月14日になる。従来は11月14日だった。 日経新聞より。 買収した子会社の連結化にあたって林地など資産の時価評価を巡り会計監査人のPwCあらた監査法人から疑義が指摘されているようです。 訂正の可能性にも及ぶお話のよ […]
「伝票入力は、なるべく溜めずに処理します。そして、月次で締めたら、私なりに分析しています。伝票一枚を眺めても、気づくことなどほんのわずかですが、長いスパンで見ると重要なことに気づきます。1ヵ月分の伝票をデータベース化して分析するうちに、特定の見込み客への接待費用が増えていることや、顧客が求める自社の商品の傾向が判ったこともありました。うちの会社は同じ材料を異なる業者から仕入れているため、単価のばら […]
プレジデントオンラインの、実例で検証”CF計算書”で不正を見抜く方法という記事にて、不正会計に騙されないために、財務諸表を読む力の必要性が説かれています。 この読む力の重要性は、株式投資を適切に促進する観点から、とても重要であると感じていまして、同意するところであります。 ただ、仮に財務諸表利用者の読取能力がプロ並みに向上したとして、異常を示す財務数値を理由として、本当に投 […]
11/3の日経にて、以下のような要旨(ごくごく要旨)の記事がありました。 ・日本型不正は、米国型と異なり、個人の利益というよりは会社の利益のために行われる面がある ・ひとつの要因として、日本の雇用の流動性の低さが関連している(働く場所が無くなると困る) 不正が起こりやすい環境のひとつとして、「担当者が長期的に同じ業務をやり続けている」点が挙げられます。 権限のある者がこの環境に置かれ […]
昨年4月に公表された金融審議会「ディスクロージャーワーキング・グループ」報告で、企業と投資家との建設的な対話を促進していく観点から、開示内容の共通化・合理化や非財務情報の開示充実に向けた提言がなされましたことを踏まえ、有価証券報告書等の記載事項について、以下の改正を行われます。 以下、金融庁のHPより記載。 ○開示内容の共通化・合理化 ・有価証券報告書及び事業報告における大株主の状況に係る記載の共 […]
まえがき 基本的にどの会社にも経理部門・経理マンは存在します。 しかし、すべての経理マンがやりがいをもって、経理という仕事に取り組んでいるかというと、必ずしもそうでもないようです。 今回は、経理という仕事のやりがい・魅力と、 反対につまらないとすればどういうところがつまらないと考えられているのか、 聞いた話や実際の経理経験を交えて、考察してみたいと思います。 経理がつまらない理由! […]
大手監査法人「トーマツ」(東京)に勤め、公認会計士を目指す職員らが、資格試験の予備校の教材や講義の音声データを不正コピーし、受験予定の同僚計15人で使っていたことがわかった。トーマツは予備校に謝罪し、24日付で15人を降格処分などにした。 朝日新聞より。 あんまりいいニュースではないですが、コンプライアンス意識が重要ということで。 別に擁護するわけではないですが、これ、法人は受験料を負担していない […]