とうしば

東芝、17年3月期の決算発表 有報の監査意見「限定付き適正」

PWCの強い意志を感じます。

クライアントの抵抗があろうとなかろうと、考えを貫き通すというのがあるべき姿。であれば、今後はますますこの傾向は強くなると思っています。

監査法人としてもこれまでのようにリスクは取れない時代になってきたということは、クライアントに求められている要求水準も高まっていることを意味します。仮に、過去の処理を覆されても、誤りであれば適正に処理し直す。経理としては極めて厳しい状況下にあると言えますが、それでもやらねばならない時代になっています。

経理が強くなるにはどうしたらいいのか。

AI時代に求められる経理の役割は何なのか。

個人的な見解ですが、端的に言うと、高い会計力と分析力、およびこれをもとにした説得力と提案力かと思います。

個人的には、この限定付意見からはそのようなメッセージを感じます。

何か世の中のために出来ることはないか、常に探し続けようと思います。