日経17/8/21を読んでいたらこんな記事が。
「Quick and Dirty(クイック&ダーティー)」とは、「完璧じゃなくてもいいから、早く」といった意味で、「スピード重視で、足りない点はその都度改善していけばいい」という考え方のようで、
個人的にはかなり同意です。
以下の理由についても、同意。
✔︎多少のミスがあったとしても、早く仕上げれば改善する余地がある
✔︎上司の意見なども反映して、よりブラッシュアップできる可能性もある
案件にもよりますが、個人的には部下にドラフトを60%〜70%くらいの精度で早めに仕上げさせて、90%までは自分(管理職)のレビューで部下と話をしながら作り上げていき、最後のセルフ見直しで100%にするのが理想だと思ってます。部下に公式に100%までやらせると、それこそ凝り固まってしまうのではないかと(部下が個人的に100%を目指す目標や意識をもって仕事をすることは歓迎しますが)。
クライアントへのレポートなんかだと、最初に方向性は示していかないと部下も困るのでそこは最初に大枠を相談します。その意味で、管理職は全体を把握してレポートの粗を決め、責任者に早めに相談しておく姿勢が必要ですね。トップを早めに巻き込むのは本当に大切だと思います。
この記事の、転勤などの後は完璧主義思考になってしまう点はよくわかります。私もそういうところがあるので。
また、ちょくちょく上司に相談するというのも正しいやり方だと思います。コミュニケーションが取りづらい人ほど、大事かと。
ただ、上司の全員がQuick and Dirtyを良しとしているわけではないと考えられますし、何でもかんでも聞けばいいというものではないので、『聞き方』についてのスキルが必要かとも思いますが。
なお、この記事は何気に重要性の原則について触れているのが好感度高いです。