「ミスなし、締切厳守」だけの経理では今後通用しない

ダイヤモンドオンラインの記事より

うーん、そのとおり。

だが、当然といえば当然ですね。

私が考える経理の機能、ミッションは、大きく3つです。

1つは、決算など法定業務への対応

2つ目は、営業や生産など、各部門に対する情報提供や支援サービス

3つ目は、数字や全社情報を駆使した経営管理

記事は、個人的には、この1つ目の作業だけでは今後経理マンとしてプレゼンスを発揮するのは難しいのではないですか、という風に読めました。

AIは、ひとまずは、この1つ目の機能を補完し、やがて人から奪うものかと考えてます。

2つ目、3つ目を如何にして培って行くかが大切なわけですが、色々実務を見ていると、経営トップがそこに価値を見出さないと、なかなか力は発揮しづらいのではないかなと感じてます。

しかし、本当に業績を向上させる社長はというと、私が見た中では、皆経理機能をきちんと使いこなしています。というか、数字をよく理解してます。

概念的な話に止まりましたが、このあたりの経理論から始まり、如何に経理マンが活躍する舞台を作って行くかというのは、大切な話だと思いますので、そのうち体系化して記事にしたいと考えてます。