看護師育成貸し付け ずさん管理 神奈川県

看護師などの育成を目的に神奈川県が行っている修学資金貸付金制度で、1995~2010年度の間に借り受けた約1600人分が返還にあたるか、免除にあたるかがはっきりしない状態になっていることがわかった。県が確認作業を怠っていたのが原因で、早急に確認作業を進める。県が11日の会見で明らかにした。

朝日新聞より。

完全なる、県からの寄付!

調べるのが大変そうだな〜。

県からのコメントは以下。

『県保健人材課は「日々の業務に追われ、詳細に気づかなかった。善意の運用に頼ってしまい申し訳ない」などとしている。今後確認作業にあたる人員を増やして対応するとしている。』

おそらく、最初に管理をサボった人から引継ぎ続けてしまった結果、誰も何も考えず何もしなかった、あるいは管理しなければならないと分かっていたが面倒くさいし大掛かりだから誰もやらなかったというところかと思います。

金を返してもらうべきなのかどうなのかという、極めて重要な箇所がわからなくなってしまうほど、日々の業務に追われているのですね…。

確かに、他県ですが聞いたところによると、県などにお勤めの方は色々と業務が多くてお忙しいそうです。

仕事が多いと焦っていろいろとミスしやすくなるのはたしかです。

しかし忙しさを理由にできないことも多くあります。というか、普通この手の話は忙しさを理由にはできません。何とか上に対応、ヘルプを求めることはできたはずです。

というか、このコメントでは忙しさが理由なのか、善意の運用に頼ったのが理由なのか、よくわかりません。

大変だとは思いますが、無条件で徴収している税金から出ているお金のはずなので、何が勘所なのかを意識して業務を進める必要があるかと思います。

そういう意味では、人ごとでは無いのかもしれません。