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2017年10月

神奈川企業の人手不足感、正社員は48%

神奈川県内企業の人手不足が深刻化している。帝国データバンク横浜支店が9月にまとめた調査によると、正社員が不足していると答えた県内企業の割合は47.8%と、2008年のリーマン・ショック以降で最高になった。 日経より。 神奈川県にも多くの企業がありますが、首都圏ですし、やはり人手が不足しているようです。 営業やフロント系の逼迫が厳しいのに、管理部門に十分に人が回せるわけがないと思います。AIには期待 […]

東芝、メモリ事業売却で不可解な点(クロス取引)

9月20日、東芝は半導体メモリ子会社である東芝メモリについて、米投資会社のベインキャピタルを中心とする日米韓連合との間で株式譲渡契約を締結することを取締役会で決議した。これを受けて同28日、日米韓連合と売却契約を結んだ。あとは10月24日に予定されいている東芝の臨時株主総会で承認されれば、正式に東芝メモリ株の売却が決定する。これで、最大の懸案だった債務超過が解消される――。と、多くのメディアは報道 […]

豪州big4対談

近年、オーストラリアやニュージーランド(NZ)市場で、デロイト、EY、KPMG、PwC――の会計大手ビッグ4によるコンサルタント業務の拡大が目立つようになってきた。オセアニア市場で、ビッグ4はどこに向かっているのか。そこでNNAオーストラリアはこのほど「10年後の会計業界」をテーマに、ビッグ4の日本人代表者4人による座談会を開催し、4氏と率直な意見交換を試みた。 何故かオーストラリアのBIG4が集 […]

東芝原発損失 虚偽記載か 監視委調査へ

東芝の米原発事業による巨額損失をめぐり、金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)の疑いがあるとして、証券取引等監視委員会が調査する方向で検討していることが1日、関係者への取材で分かった。東芝は平成29年3月期決算に約6500億円の損失を計上したが、監視委はこのうち数千億円については28年3月期に計上すべきで利益の過大計上の疑いがあるとみているもようだ。 PWCと同じことを言ってますね。 あと […]

太陽と優成、合併へ

監査法人中堅の太陽監査法人(東京・港)と優成監査法人(東京・千代田)が合併することが1日、分かった。 日経より。 来年7月からということです。 個人的には当然の流れかと思います。 品質管理は組織的に行わなければ難しいので、規模のメリットは追い求めるべきかと。 監査メソッドなどで各法人微妙に異なるところがあると聞きますが、監査基準はどの法人でも適用されますので、大きな目線ではマイナーな相違かと。 今 […]

【読書】アクセンチュア流 生産性を高める「働き方改革」

読書の秋っつうことで、最近話題の働き改革に沿った一冊をご紹介。 大手戦略系コンサル会社であるアクセンチュアの社長による、成功事例です。 コンサル会社といえば超激務のイメージですが、実際ものすごく激務であったアクセンチュア。 しかしそれゆえに転職市場ではきわめて評判が悪く、これに危機感を感じた社長が改革を実行。最終的には終電までの業務から残業1時間程度へ削減することや、有給消化率の大幅な向上(80% […]

「攻めの経営」を促す役員報酬

経済産業省は、我が国企業が収益力(「稼ぐ力」)や中長期的な企業価値の向上に向け、迅速かつ果断な意思決定を行えるよう、企業のコーポレート・ガバナンスの強化に取り組んでいます。こうした取組のひとつとして、本年4月に中長期の企業価値向上に対応する役員報酬プランの導入を促すため、『「攻めの経営」を促す役員報酬-企業の持続的成長のためのインセンティブプラン導入の手引-』を作成・公表しました。   […]

【訂正報告書事例】土地DTL取崩漏れ 昭文社

訂正により決算発表が遅延したケースとしてご紹介。 あくまで誤謬ですが、訂正内容が非常に惜しい(気づいて訂正を防げた可能性があった)事例ですので、我々も肝に銘じておく必要があるかと思い取り上げます。 ■訂正の経緯・理由 ・従来、税効果会計において、土地の繰延税金資産(DTA)は計上していなかった。 ・H27年3月期末(2015年3月末)においても、ある土地について減損損失を計上したが、このDTAは計 […]