マネーフォワード、自動記帳ソフト『STREAMED』提供のクラビス社をグループ会社化

  • 2017年11月3日
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株式会社マネーフォワード(本社:東京都港区、代表取締役社長CEO:辻庸介)は、クラウド記帳サービス『STREAMED』を提供する株式会社クラビス(本社:東京都新宿区、代表取締役:菅藤達也)の発行するすべての株式を取得し、グループ会社化した事を発表しました。

ベンチャータイムズより。
見込まれる買収効果は以下の通り。
■グループ会社化により実現すること

(1)記帳業務の全自動化

グループ会社化をきっかけに、『STREAMED』が強みとする「アナログデータの記帳自動化」と、『MFクラウドシリーズ』が強みとする「デジタルデータを活用した記帳自動化」の連携を強化し、記帳業務の全自動化の実現を目指す。

(2)約10倍のマーケットにアプローチ

クラウド型会計ソフトの利用は急速に拡大しているものの、依然として9%にとどまっている。2社の連携により、今後現在の約10倍のマーケットへのアプローチが可能。
イメージ的には、入手した請求書原本を、スキャナに流し込んだら、自動的に仕訳データが作成されてPCに取り込まれる感じですかね。

だとすれば、かなり人的な作業は減りますね。

しかし請求書に関しては、異なる業務内容がひとつの紙になって請求されていたり、細目それぞれで勘定科目を使わないといけなかったり、実務では通常人が考えてやらざるを得ない状況も想定されます。

この手の作業がどのように自動化されているのか、興味深いです。

それにしても、10倍のマーケットにアプローチとはすごいです。ほぼ90%がテリトリーとすると、大企業も見据えてるのですかね。