内部統制の手が届かない子会社なのでしょうかね。
架空発注は、共謀してくれる発注先さえいれば、書面さえ整えれば簡単にできると思います。
発注時に実在性を確認するための承認を受けるなどと言う統制を敷くことは一般的ですが、全ての発注行為について架空でないかどうかを含めて事細かにチェックするのは至難の技ですね。
発注後、物品検査や作業の進捗報告などで実態の確認が必要なのですが、これも全てはできない。
結局は、バレないと思う人のモラルに委ねられるわけです。
しかし着服したらいつか必ずバレます。
入社する人には、新入社員も中途も含めてまずはこれを頭に叩き込ませる必要があると思います。
そしてそのような努力を企業はしています。
それでも起こる不正。
内部統制の限界というのがモデル化されて論じられておりますが、認めなくはないものですね!!
なんとかならないものでしょうかね。