出光公募増資、差し止め請求却下

  • 2017年7月18日
  • 2017年7月18日
  • 会計

出光興産が発表した公募増資計画を巡り、同社の創業家が新株発行の差し止めを求めた仮処分申し立てで、東京地裁(大竹昭彦裁判長)は18日、差し止め請求を却下する決定をした。「新株発行の主要目的が不当とは認められない」として出光側の主張を認めた。公募増資の実施後は、創業家の持ち株比率は現在の33.92%から約26%まで下がる見通しだ。

海賊と呼ばれた男がどうしても脳裏をよぎる…。

調べて見ると、出光興産のPBRは0.7…

明らかに割安な気がしますが、その原因を解消しなければ、株価はこのままということでしょうか。新株発行がその布石になるのかは何とも言えませんが、創業家の信じているものが、時代の変化に沿うものなのか、興味深いところです。

少なくとも法が明らかに認めないものではないということが今回わかりました。

これはまさにコーポレートガバナンスの話になるのでしょうけど…

ところで株価がむちゃ下がっているのは、市場が訴訟の長期化に嫌気をさしたものなのでしょうかね。。。