経理担当者が約2億3000万円を私的流用

経理部門の責任者の男性社員が2014年頃から先月までに、金やプラチナなど材料費の金額を過大に計上した上、会社の口座から現金を不正に引き出していたということです。

宝石や貴金属など高価なものを取り扱う会社では、現物の盗難不正が最もありそうなパターンですが、こちらは普通に経理が着服したパターンです。

承認する立場の人がやってしまうと、どうしようもないというのが実情なのでしょうかね。支払を完了するところまでいってしまうと、あとは誰も気に留めなかったのかな。毎月の額は少額だから年度の原価計算とか棚卸で気付かないのか。

こう考えると、国税でも会計士でもいいから、外部の目でチェックするのは大事ですね。本件も国税が気付いてるみたいだし。