経営財務3401号を読んでいたら、
尊敬できない上司のもとで働くには
尊敬できない上司のもとで働くには
とのコラムが。
アドバイスが9つも示されているが、
自分の監査法人時代にあてはめると、
スムーズに、実にスムーズに、以下に到達しました。
⑨新しい職場を探す・・・最終手段である。嫌な上司のもとで3年以上となれば,他の職場を探すのが良い。
笑えますね。
残念ながら私もパワハラは受けていたことがあります。
というか、上司と合わなかったんですね。
私はあんまり言葉で自己主張したり言い争ったりするのが得意でなくて、
相手に変に譲ってしまうところがありました。
しかし、CPAの世界では必ずしもこれを良しとしない文化がありました。
俺が一番だくらいの勢いで立ち回る人の方が、好まれていた印象があります。
そういう方は仕事もプライベートもハードにこなしていく傾向があったように覚えていますが、
私はそういうやり方は合わず、なんだか疲れてしまいましたね。
話を戻しますが、合わない上司と対峙することは、デメリットばかりではないと思います。
少なくとも、
世の中いい人ばかりではないこと、
仕事は割り切ってやらなければならないこと、
合わない人ともなんとかやっていかなければならないことを、
身をもってまず学習することができます。
こういうのは、人から口で聞いたり、本を読んだりするだけでは、本気で考えようとはしないことです。
まず自分で体験しないと、本気になれません。
よく言われますが、本を読むだけで満足する人がいますが、あまり意味がありません。(実は自分のことでもありますけど…)
それと同じで、具体的に困難に遭遇し、解決策をインプットし、そしてそれをもってアウトプットする、すなわち解決策を実践しなければ、自分や環境を変えることはできません。
必ず正解はありますので、特に若手のCPAの方で同じような境遇の方は、悲観的になり過ぎず、
困難を解決するために本気で動きまくる自分に気づき、それを楽しんでください。
10年前の私に言いたいですね、これ。