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会計

IASBが実務記述書第2号「重要性の判断の行使」と公開草案「重要性の定義」を公表

国際会計基準審議会(当審議会)は本日、重要性の判断をどのように行うのかに関するガイダンスを公表した。この公表物は、企業がIFRSの要求事項をチェックリストとして使用するのではなく判断を適用することを促し、財務諸表が投資者に有用な情報に焦点を当てるようにするものである。当審議会は、財務諸表における「重要性のある」情報の定義の明確化の提案についての協議も別個に行っている。 重要性の概念は、財務諸表の作 […]

IFRSによるIPO 2

日本の会計基準ではなく、国際会計基準(IFRS)を採用した企業の新規株式公開(IPO)が広がってきた。回転ずし最大手のスシローグローバルホールディングスなど、今年はすでに3社が上場した。海外企業と比較しやすいIFRSをテコに成長資金を呼び込む狙いだが、M&A(合併・買収)などの損失が突然出るリスクも潜む。 日経より。 どうせいつかIFRSに変わるんだから、初めからやっといたほうが楽だ、とい […]

動物園の会計処理

動物は固定資産なので定期的に減価償却される、死んだ場合は特損として計上。ただしパンダはリース資産。鳥インフルがあるから、鳥類には多額の引当金が設定される。フラミンゴや孔雀の羽はグッズに使えるので、副産物の形で資産計上されてる。 確かに、こうやって考えてみると夢は無いけど、理論的な処理ですね。会計的には大切。面白いと思います。 あと、動物関係で大変なのは棚卸だと思います。動物にもよるのでしょうが、小 […]

会計・監査新時代

一昔前であれば、コンピューターがプロ棋士に勝つことは難しいと考えられていたが、常識が覆される時代となった。IT(情報技術)の発達はビッグデータを処理できる水準に達し、人工知能(AI)の進化も目を見張るものがある。会計情報はビッグデータであり、管理会計であれば統合基幹業務システム(ERP)の活用、監査であればリアルタイム化や自動化が進む。制度会計の研究者として、財務諸表をつくるための会計処理のルール […]

メリービズ、経理業務全てを請け負う「バーチャル経理アシスタント」をローンチ

会計・経理のアウトソーシングサービス「メリービズ」は14日、経理業務全てを請け負うことができるサービス「バーチャル経理アシスタント」を開発し、同日ローンチしたことを明らかにした。このサービスでは、支払データ作成、売上集計、経費精算、入金消込、月次試算表作成、店舗ごとの収支表作成、証憑スキャン・管理など、軽量業務すべの業務をアウトソース可能。カウンセリングの上、1ヶ月間のトライアル期間を経ての本契約 […]

高い語学力を持つ財務・経理人材の求人が増加傾向

トレンドの把握は重要なので、念のためシェアです。情報の信頼性は保証できませんが、ご参考までに。 多能工な専門職が求められているとの書きぶりですが、何にせよやはり英語は出来るに越したことは無いですね。 どうせだったら楽しんで勉強したいものですが。 そういえば英語の記事もまだまだ書ききれてないので、また更新しときます。

【不正事例】テクノメディカ(東一) 給与不正

元取締役が、給与計算を担当する過程で着服した案件。 これもすごい。。。額大きいですね。 公表されている資料より、手口を以下抜粋。 1.不正行為の概要 不正を行った当社元取締役(以下、「元取締役」という。)は、従業員に対する毎月の給与振込 みの際、自らが給与明細データ作成や銀行窓口での振込依頼を担当していることに乗じ、①各月の給与振込総額として、実際の給与総額に自己の着服分を水増しした金額を決裁者に […]

自動化進む事務作業

オフィスの作業を自動化するソフトウエアが日本で浸透し始めた。データ入力など人手に頼っていた単純作業を自動的に処理することからロボットと呼ばれ、第一生命保険は最大で150人相当の業務を代替する。人手不足の深刻化や働き方改革で労働時間の削減を急ぐ大手企業が次々に導入している。生産性を引き上げて、貴重な人材を顧客対応や企画部門に厚く配置する動きにつながりそうだ。 日経17/9/3より 先日人手不足のタイ […]

伊藤レポート

今更(もう3年も前の話)ですが、伊藤レポートの内容について簡単にでも掴んでおきたいと思いましたので、投稿します。 伊藤レポートは、経済産業省が取り組む「持続的成長への競争力とインセンティブ~企業と投資家の望ましい関係構築~」プロジェクト(座長:伊藤邦雄 一橋大学大学院商学研究科教授)において、約1 年にわたる議論を経て「最終報告書(伊藤レポート)」としてとりまとめられたものです。 言うまでもないで […]

再発防止策策定 アピックヤマダ株式会社

アピックヤマダ株式会社は、17年8月30日にて「不適切な会計処理に対する再発防止策の策定に関するお知らせ」を公表しました。 題目は以下の通り。 1.「再発防止委員会」の設置 2.役職員のコンプライアンス意識の醸成 3.売上計上にかかる検収要件の明確化および厳格運用の徹底 4.組織体制上の課題への対応 5.監査等委員会による取締役に対する監視・監督強化 6.特別出荷削減への取組み 7.会計監査人との […]

コーポレートガバナンス・コードとスチュワードシップ・コード

何か最近(ずいぶん前からか)流行りのこの言葉。 分かりやすく解説してるサイトは無いものかと探していたら、KPMGがいい仕事をしてくれておりました。 この全体像の図がわかりやすい! 長々と話をするのは嫌なので、端的に一言でまとめたいと思います。要はこういうことではないでしょうか。 ✔︎コーポレートガバナンス・コード →上場企業が守るべき、あるべき企業統治 ✔︎スチュワードシップ・コード →機関投資家 […]

とある会計士の英語勉強法 リスニング①

リスニング編①・・・ポッドキャストを使う! TOEIC用のリスニングテクニックなどについては専門書などが無数にありますのでそちらに譲るとして、私がいまだに継続できているリスニング教材は、何と言ってもポッドキャストです。 今回はその中から、いくつかおすすめのコンテンツを紹介します。 とにかく、楽しみながら、というのがポイントです。 そうでなければ、継続できないので!!継続しないと意味が無いのです! […]

旬刊経理情報

いまさらですが、情報共有です。 経理・会計・財務の専門雑誌といえば経営財務を思い浮かべがちですが、旬刊経理情報も隅に置けない存在感があります。 会計事務所や経理部にはたいてい置かれていると思います。 財務会計のみならず、管理会計や経営管理など広範な知識を得ることができます。 ここで言いたいのは、経営財務と同様、こちらもデータベース会員になれること。 スマホでもバックナンバーを閲覧できるのは大きなメ […]

細野さん

全否定っスか!! 全部全否定ッスね。 国策が絡んでいるので、可能性は充分ありますけど。。。

東芝の限定付適正意見、異例で慎重に検討

あらた代表の説明。 相当慎重に検討をしたというのは、想像に容易いです。金融庁のレビューとか入るのでしょうが、やったことを堂々と説明するだけですね。 私は本件には全く関与していませんが、本件こなされた会計士の皆様、本当にお疲れ様でした。