会計士、出向④
前回シリーズまででは、監査法人に在籍しながら事業会社に出向するメリットとして、以下をご紹介しました。 ①監査法人のツールを利用しながらも、 ②会計に関する論点に時間を多く割ける ③視野が広がる ④出向先に転籍できるチャンス 今回は、逆に、どのようなデメリットがあるのか、敢えて先に触れていきたいと思います。 まずは、以下です。 a) 監査に戻ったら大変 これは色々な意味で大変なのですが、 主に以下の […]
前回シリーズまででは、監査法人に在籍しながら事業会社に出向するメリットとして、以下をご紹介しました。 ①監査法人のツールを利用しながらも、 ②会計に関する論点に時間を多く割ける ③視野が広がる ④出向先に転籍できるチャンス 今回は、逆に、どのようなデメリットがあるのか、敢えて先に触れていきたいと思います。 まずは、以下です。 a) 監査に戻ったら大変 これは色々な意味で大変なのですが、 主に以下の […]
前回シリーズまででは、監査法人に在籍しながら事業会社に出向するメリットとして、以下をご紹介しました。 ①監査法人のツールを利用しながらも、 ②会計に関する論点に時間を多く割ける ③視野が広がる 今回は更に追加のメリットとして、以下をご紹介します。 ④出向先に転籍できるチャンスもある ここでは話の前提として、監査法人から事業会社への出向ということで記載しますが、転籍できるチャンスに関し […]
東武鉄道は子会社の元経理部長が、20年以上にわたって1億2000万円あまりを着服していたと発表しました。 有名企業の子会社からの不正事例。経理業務等を担当していた元取締役経理部長による着服。 この経理部長は架空の立て替え払いを計上するなどして不正な出金を繰り返し個人的な使途で着服していたが、経理業務を一人で担当していたため、隠蔽するための不適切な仕訳の入力、証憑類の廃棄を行うことができたとのことで […]
会計士協会による宣伝動画。 こういうのどんどんやったらいいと思う。 監査法人で会計士を取り合う以前に、母集団が増えないと意味ないからね。 割と固くない感じが良いですね。予算もそんなにかかってなさそうだし。 どれくらいまで、ふざけるのが許されるのかな。。。個人的にはカジュアルなほうが好きだけど。若い人に入ってもらう訳だし。
静岡市清水区の水道工事事業者でつくる協同組合(同区)で経理を担当していた元職員の女性が、組合の事業収益金約4700万円を着服した疑いがあることが25日までに、組合への取材で分かった。組合は清水署に被害を相談している。女性は着服を認め、弁済している最中という。 女性は通帳と印鑑を1人で管理していたそうです。 通帳と帳簿の突合をすれば解決できた模様。であるのなら、これまで組織がそれをやってなかったこと […]
大庄は、以下のプレスリリースを発表しました。内部統制の開示すべき重要な不備に該当するとするものです。 平成 28 年8月期決算監査において、「土地の再評価に関する法律」の定めるところによる土地再評価 差額金の取崩しに係る会計処理に誤りが判明いたしました。本案件に対する当社の対応として、平成 28 年8月期第3四半期の四半期報告書について訂正報告書を提出いたしました。 本案件は、土地再評価差額金の取 […]
JapanExpressは世界に先駆けて我が国上場企業に対して作成が義務付けられたXBRLデータを利用し、世界に向けて日本企業の英文財務情報を発信するサービスです。外国投資家は無償でJapanExpressを投資先選定等の業務に活用でき、国内上場企業はJapanExpress内のIRスペース(有料)をご利用いただけます。JapanExpressは、全上場会社英文財務情報データベースと企業IRのポー […]
前回は、ケース①について触れました。 今回はケース②です。 ケース②:クライアントの要求水準が高く、自分の能力では追いつかない中で、次第に当たりもきつくなり、顧客の満足するサービス提供ができるのか不安になった 大きな上場会社なんかだと、クライアントの要求水準が高いというのは、良くある話だと聞きます。 私も若い頃アサインされた会社には鍛えられました。 自分としては頑張っているつもりなのですが、クライ […]
IFRSで上場する会社が増えています。 傾向として多いのは、知名度や勢いのある若手の企業で、多額ののれんを保有している会社という印象です。 いろいろと能書きはありますが、やはりのれんの償却負担が無いのはメリットとしては大きいと思います(減損のリスクはあるけど・・・。)。 日本取引所が開示している、本日現在の”IFRSを適用して新規上場した会社一覧”は、以下の通りです。 会社名 コード 業種分類 適 […]
このブログでは、会計実務のおすすめ書籍もご紹介していこうと思っています。 いまのところ、経理実務担当者様や、会計士の方を対象にした内容のものを考えています。 今回は、EYから出されている、会計処理アドバンストQ&Aのご紹介です。 この本の特徴は、会計基準に記載されていないような実務的な論点についてもある程度突っ込んで内容記載している点です。 「基準に書いてねーな~~、どこかにヒント無いかな […]
私が公認会計士になって10年ほどが過ぎました。 この10年、いろいろなことが、それなりにありました。 その中で、特に仕事がつらいとき、「ひょっとして、自分は会計士に向いていないんじゃないか!?」と思う日もありました。 酷い場合、「ひょっとして、自分は働くこと自体向いていないんじゃないか!?」と半分冗談で思ったこともあります。 本シリーズでは、もし同じように思い悩んでしまった人がいたらと思い、そんな […]
金融庁が発表。 思った点は2つでして、 1、パートナーローテーションは、不正対応のためにやっていたのか?!独立性の確保のためと思っていましたが…。 パートナーローテーションさせて不正の対応になると思っているとしたら、物凄く見当違いな気がしますが…。 2、欧州のローテーションて、始まって間もないのだから、少し様子見が必要かもしれない。 どう考えても、ローテーションの負担は企業および監査人にとって大き […]
一般社団法人日本新聞協会は19日、事務局の職員ら2人が平成19~24年に、協会などの会計から計約4700万円を着服していたと明らかにした。当時の事務局幹部らは事態を把握した後も、協会会長や理事会に事実関係を報告せず隠蔽していた。 すごい話。 経理だから何でも出来るってことで。 しかも明るみになるのを防ごうと偉い人も隠蔽してたとなると、たち悪いですね。そうさせる何かがあったのでしょうけど、肝が座って […]
久々のブックレビューです。 私はもともと自己啓発的な本が好きなのですが、その中でも非常にユニークな本で、とても参考になり、辛い時に読むと心が救われましたので、ご紹介します。 人生に疲れてしまっていらっしゃる方、嫌なことがあって落ち込んでいる方には、是非手に取っていただければと思います。 細かい設定の話とかは省いて、肝心の内容に関して要点を言いますと、 「私たちは、自分が幸せでない理由を探すのが得意 […]
出光興産が発表した公募増資計画を巡り、同社の創業家が新株発行の差し止めを求めた仮処分申し立てで、東京地裁(大竹昭彦裁判長)は18日、差し止め請求を却下する決定をした。「新株発行の主要目的が不当とは認められない」として出光側の主張を認めた。公募増資の実施後は、創業家の持ち株比率は現在の33.92%から約26%まで下がる見通しだ。 海賊と呼ばれた男がどうしても脳裏をよぎる…。 調べて見ると、出光興産の […]