IPO審査対策はやり過ぎか?!
日経新聞にIPO関連のコラムが。 読んでいて思ったポイントがいくつか。(私見含む) ・IPO予備軍は4000社あるが、このうち上場できるのは100社程度。ほとんどが失敗している。 ・証券会社や監査法人は法令等で要求されるスケジュールどおりに動こうとするが、これが結果として会社の成長を阻害することがある 要は、できもしない、しばらくは備える必要性も疑わしい内部体制の構築について、要求水準を柔軟化しな […]
日経新聞にIPO関連のコラムが。 読んでいて思ったポイントがいくつか。(私見含む) ・IPO予備軍は4000社あるが、このうち上場できるのは100社程度。ほとんどが失敗している。 ・証券会社や監査法人は法令等で要求されるスケジュールどおりに動こうとするが、これが結果として会社の成長を阻害することがある 要は、できもしない、しばらくは備える必要性も疑わしい内部体制の構築について、要求水準を柔軟化しな […]
YhooJapanに面白い記事がありました。 逆境を乗り越えて成功を掴んだような話に見えますが、普通にこれをみてYoutubeで稼ごうと思ってもできるのものではないですね。 個人的に着目したのは、以下ですね。 プラレールの完成度へのこだわり(ディティールの再現力) 確実に需要がありそうなプラレールという分野を戦略的に選んでいること 他の趣味を断ち切り、それのみに没頭したこと(選択と集中) 「やらな […]
優れた実務の指針となり、世界の管理会計に一貫性をもたらす世界初の普遍的な枠組みが日本語で入手可能となった。英国の勅許管理会計士協会(CIMA)および米国公認会計士協会(AICPA)の統一された声である国際公認職業会計士協会(Association of International Certified Professional Accountants、以下「協会」)(http://www.aicpa […]
名古屋証券取引所は26日、2部上場のドミーを同日から整理銘柄に指定し、3月27日付で上場廃止にすると発表した。2018年5月期の第2四半期決算の報告書について期限だった26日までに提出されなかったため。 日経新聞より。 早い…。某大企業のときと比べて何か差がある気が…。
事案概要 アウトソーシングは、2018 年2月 14 日において、過年度の有価証券報告書等の訂正報告書を提出することを発表しました。 今回は不正ではなく完全に誤謬、しかも監査法人の指導にしたがってきたにもかかわらず発生してしまった事例になります。 会社にとって非常に心苦しい事例となりますが、これを無駄にしてはいけないと思います。この苦しさを我々も記憶に留めておき、再発を防ぐように行動する必要がある […]
ASBJは2月16日において、企業会計基準第28号「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」等を公表しました。 改正点は、こちらでまとめられています。 以下、要約。 本適用はH30年4月1日以降。 ■(会計処理の見直しを行った主な取扱い) ・個別財務諸表における子会社株式等に係る将来加算一時差異の取扱い(税効果適用指針第8項(2)) ・(分類1)に該当する企業における繰延税金資産の回収可能性に関す […]
今年も寒い! 四半期決算もピークを超えた頃かも知れませんが、まだまだ寒い日が続きます。 決算などで追い込みが必要な時期であるとともに、寒さで体調を崩しかねない時期です。 経理や監査は室内で行われることが多いですが、逆に温度差で寒さを感じて体調を崩すなんてこともあり得ます。 会計とは関係ないですが、今回は体温の話と、寒い冬にオススメのアイテムのご紹介です。 体温と免疫力 一般的に高体温を維持すること […]
まえがき 株式会社ナガオカは、平成 30 年2月14日に社内調査委員会から調査報告書を受領し、平成 27 年6月期の決算において不適切な会計処理がおこなわれたことが判明したことから、平成 27 年6月期から平成 30 年6月期第1四半期までの決算短信等の訂正を行うことを決議した模様です。 今回は工事進行基準に関する論点です。 進行基準でよくあるのが原価付替等による進捗率の不正ですが、今回は少し毛色 […]
大阪市発注の水道管敷設工事で、複数の業者が市の指定より安価な埋め戻し材を使用し、差額で不正な利益を得ていた疑いがあることが16日、市への取材で分かった。市は平成25年以降の一部の工事で偽造された伝票などを確認。記録が残る24年以降の工事約600件で調査を始めた。 産経ニュースより。 会計の話では無いですけど。 これ、結局ユーザーである我々にとって、どのようなマイナスがあるのですかね。 単に不正のた […]
大手がほとんど占めてる状況は変わらずですね。 大手だけでなく、準大手や中小も人手が十分とはいかないとは思いますが。 話は変わりますが、AIが台頭してきたとして、IPOをこなせるとは思えませんね…。 監査であればあり得ますが、たとえばコンサルとか、IPOまでの長くて険しい道のりを、AIを頼りに進む企業の姿が想像できない。
logistics・todayによれば、中国子会社で20億円に上る横領事件が発覚した日本郵船は14日、2018年3月期第3四半期報告書の提出を延期すると発表した模様です。 過去の決算への影響を調べるのに30日、監査手続に7日かかると見積もり、関東財務局に提出期限を3月23日まで延長することを承認するよう求めるそうです。 でもあれ? 会社のHPではそのような旨の記載はありませんが… 普通に四半期報告 […]
この記事の視点は非常にユニークだと思います。 実際に独立されているのだから、説得力がありますね。 たしかに、営業力やビジネス力がなければ、これからの時代を正しく生き抜くのは難しいかもしれないと感じる日々です。 たとえそれが監査法人であってもそう思います。 会計士の強みの中に、複雑で難易度の高い会計処理に対して合理的で納得感のある解をアウトプットすること、エラーや不正を発見し会計数値を正しくせしめて […]
平成30年2月2日(金)、経済産業省のローカルファイル相談デスクのサイトで「ローカルファイル作成の手引き(詳細版)」が公表されています。 個人的には、『移転価格税制文書化~ローカルファイルはじめてガイド』がめっちゃわかりやすいと思いました。 「別府っす?」 こういう漫才的な要素は入れていったほうが良い! しかし実際問題、これ企業がどこまでやれるのかというのは疑問に思いますけどね。 特 […]
プレジデントニュースより。 なるほど…。 こういった事例もあるのですね。 世論的にもコンプラ意識は高まってきているはずなので、機能する内部通報制度も増えているはずです(そうであってほしい)。 しかし社長が不正してたりする場合は、全てもみ消されるリスクがあるばかりか、この例のように極めて不利な立場に追い込まれる可能性はあります。 となるとマスコミへのリークしか無いのでしょうか・・・。 しかし、マスコ […]
調査報告書(中間)開示 株式会社ドミーは、店舗に係る固定資産の減損処理方法に関し、監査法人より、仕入先からのリベート・協賛金の会計処理について、一部の店舗へ不適切に傾斜配賦処理が行われており、この事実の解明には社外の有識者からなる調査委員会による調査が必要であるとの指摘を受けました。そのため第三者委員会を設置し、調査報告書(中間)を受領したので、平成30年2月1日に全文開示した模様です。 今回の内 […]