豪州big4対談
近年、オーストラリアやニュージーランド(NZ)市場で、デロイト、EY、KPMG、PwC――の会計大手ビッグ4によるコンサルタント業務の拡大が目立つようになってきた。オセアニア市場で、ビッグ4はどこに向かっているのか。そこでNNAオーストラリアはこのほど「10年後の会計業界」をテーマに、ビッグ4の日本人代表者4人による座談会を開催し、4氏と率直な意見交換を試みた。 何故かオーストラリアのBIG4が集 […]
近年、オーストラリアやニュージーランド(NZ)市場で、デロイト、EY、KPMG、PwC――の会計大手ビッグ4によるコンサルタント業務の拡大が目立つようになってきた。オセアニア市場で、ビッグ4はどこに向かっているのか。そこでNNAオーストラリアはこのほど「10年後の会計業界」をテーマに、ビッグ4の日本人代表者4人による座談会を開催し、4氏と率直な意見交換を試みた。 何故かオーストラリアのBIG4が集 […]
東芝の米原発事業による巨額損失をめぐり、金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)の疑いがあるとして、証券取引等監視委員会が調査する方向で検討していることが1日、関係者への取材で分かった。東芝は平成29年3月期決算に約6500億円の損失を計上したが、監視委はこのうち数千億円については28年3月期に計上すべきで利益の過大計上の疑いがあるとみているもようだ。 PWCと同じことを言ってますね。 あと […]
監査法人中堅の太陽監査法人(東京・港)と優成監査法人(東京・千代田)が合併することが1日、分かった。 日経より。 来年7月からということです。 個人的には当然の流れかと思います。 品質管理は組織的に行わなければ難しいので、規模のメリットは追い求めるべきかと。 監査メソッドなどで各法人微妙に異なるところがあると聞きますが、監査基準はどの法人でも適用されますので、大きな目線ではマイナーな相違かと。 今 […]
読書の秋っつうことで、最近話題の働き改革に沿った一冊をご紹介。 大手戦略系コンサル会社であるアクセンチュアの社長による、成功事例です。 コンサル会社といえば超激務のイメージですが、実際ものすごく激務であったアクセンチュア。 しかしそれゆえに転職市場ではきわめて評判が悪く、これに危機感を感じた社長が改革を実行。最終的には終電までの業務から残業1時間程度へ削減することや、有給消化率の大幅な向上(80% […]
経済産業省は、我が国企業が収益力(「稼ぐ力」)や中長期的な企業価値の向上に向け、迅速かつ果断な意思決定を行えるよう、企業のコーポレート・ガバナンスの強化に取り組んでいます。こうした取組のひとつとして、本年4月に中長期の企業価値向上に対応する役員報酬プランの導入を促すため、『「攻めの経営」を促す役員報酬-企業の持続的成長のためのインセンティブプラン導入の手引-』を作成・公表しました。 […]
訂正により決算発表が遅延したケースとしてご紹介。 あくまで誤謬ですが、訂正内容が非常に惜しい(気づいて訂正を防げた可能性があった)事例ですので、我々も肝に銘じておく必要があるかと思い取り上げます。 ■訂正の経緯・理由 ・従来、税効果会計において、土地の繰延税金資産(DTA)は計上していなかった。 ・H27年3月期末(2015年3月末)においても、ある土地について減損損失を計上したが、このDTAは計 […]
会計士協会が監査人の業務がAIに代替されるかについて考えを述べています。 まあ協会が自ら完全に代替されますなんてことは、例えそうであっても言えないわけですが、言っていることが凄く嘘だとも思いません。 人間に対して提供するサービス業の側面がある限り、機械が完全に代替することはあり得ないかと。 ただ経理とか会計などそれ自体は、機械化で完全自動化されても、それはそれで仕方がないとも思います。結局会計情報 […]
神奈川県は25日、県レスリング協会の男性役員(62)が選手強化費補助金計約740万円を不正に経理処理したと発表した。 役員が1人で会計担当している組織では、もう不正はあるものとしてみた方が良いですね。 日本中の不正額集めたら幾らになるんだろうな…
先日ご紹介しました、アピックヤマダの監査を巡って色々と動きがある点についての記事。 私が読んで思うのは、以下ですね。 ✔︎ 不正のリスクのある上場企業は、もはや大手の監査を受けることすら出来ないかもしれない。 ✔︎ 報酬を増やしたからといって、不正が発見されるとは限らない。経営者不正なら尚更である。 ✔︎ 上場企業は、自らを律し、浄化する能力が求められる。そのための具体的な能力やノウハウを得るべき […]
どこまでほんとかわかりませんが、不穏な動きですね…
企業会計審議会(金融庁長官の諮問機関)が会計監査の見直しに関する議論を始めた。東芝の会計不祥事などをきっかけに、財務諸表の確かさを保証する監査への信頼は揺らいでいる。市場関係者の幅広い意見を反映させ、国際的にも見劣りしない監査制度の確立を目指してほしい。 日経より。 個人的には、投資家の意見を開示制度にもっと反映させる点には賛成。 ただし、監査報告書の長文化がそれほど有用とは思わない。何故なら、専 […]
(株)UKCホールディングス(東証1部)は、2017年7月25日にて、第三者委員会の調査報告書の公表と当社の対応に関するお知らせを発表しました。 本件、まさにエキセントリックで事実は小説より奇なりです。読み応えがありました。 いつものとおり、我々会計士・経理マンが血肉として次に活かすべく、以下に要約と気付事項を記載します。かつてないほどに長文ですので、時間のないかたは、最後のまとめだけでもどうぞ。 […]
国際会計基準審議会(当審議会)は本日、重要性の判断をどのように行うのかに関するガイダンスを公表した。この公表物は、企業がIFRSの要求事項をチェックリストとして使用するのではなく判断を適用することを促し、財務諸表が投資者に有用な情報に焦点を当てるようにするものである。当審議会は、財務諸表における「重要性のある」情報の定義の明確化の提案についての協議も別個に行っている。 重要性の概念は、財務諸表の作 […]
日本の会計基準ではなく、国際会計基準(IFRS)を採用した企業の新規株式公開(IPO)が広がってきた。回転ずし最大手のスシローグローバルホールディングスなど、今年はすでに3社が上場した。海外企業と比較しやすいIFRSをテコに成長資金を呼び込む狙いだが、M&A(合併・買収)などの損失が突然出るリスクも潜む。 日経より。 どうせいつかIFRSに変わるんだから、初めからやっといたほうが楽だ、とい […]
日本人の「競争嫌い」を逆手にとった「ZOZOTOWN」ということで、 6時間勤務制度は、 ”どうやったらほかの社員を出し抜けるか、上司に気に入られるかなどと考える社員が増えるほど、会社はつまらなくなるし、業績も上がらなくなる。それならばいっそのこと給料一律で社内競争を排することで、社員にはお客をどう喜ばせるかを考えることに時間を使ってほしい。” そんな社長の想いから始まった制度だそうです。 確かに […]