過去最悪の64社
「不正会計」の開示件数が過去最悪を更新した。東京商工リサーチは20日、上場企業を対象とした「不適切な会計・経理の開示企業」を公表。2017年度(17年4月~18年3月)の開示社数は64社で、昨年の42社から急増した。過去10年間では2.37倍だ。 隠さなければならないものがあるから起こるのですね。 多くの人が集まる組織になると、色々な考えの人がいるから、みんなを啓蒙するのも一苦労ですね。 都合悪い […]
「不正会計」の開示件数が過去最悪を更新した。東京商工リサーチは20日、上場企業を対象とした「不適切な会計・経理の開示企業」を公表。2017年度(17年4月~18年3月)の開示社数は64社で、昨年の42社から急増した。過去10年間では2.37倍だ。 隠さなければならないものがあるから起こるのですね。 多くの人が集まる組織になると、色々な考えの人がいるから、みんなを啓蒙するのも一苦労ですね。 都合悪い […]
ソフトバンクグループ(SBG、東京都港区)が東京国税局の税務調査を受け、2016年3月期までの4年間で約939億円の申告漏れを指摘されたことがわかった。買収した海外企業がタックスヘイブン(租税回避地)に持っていた子会社の所得について、SBGの所得と合算すべきだと判断されたという。追徴税額は過少申告加算税を含め約37億円で、すでに修正申告したという。 朝日新聞より。 重加算税はなく、単に税務対策不足 […]
共栄タンカー株式会社は、平成30年3月14日にて以下の誤謬に基づく訂正報告を発表しています。 ①平成27年3月期及び平成28年3月期において、当社子会社所有船舶の売却に伴う圧縮記帳積立金計上時の子会社利益計上額に対する繰延税金負債の計上誤り。 ②平成27年3月期において、持分法適用会社 ELEGANCE LINE S.A.清算時の子会社利益計上額に対する繰延税金負債の計上誤り。 内容については文面 […]
日本公認会計士協会(監査・保証実務委員会)は、「内部統制報告制度の運用の実効性の確保について」を平成30年4月6日付けで公表しました。 私が着目したのは、p.10の (1) 東証1部上場企業の要因別・区分別分析 ② 決算・財務報告プロセスの不備事例ですね。 大規模企業においても、(略)企業結合や見積り項目など、非定型・不規則な決算・財務報告プロセスでは誤謬が発生している。これは、(略)昨今の会計基 […]
30歳で学歴なし、貯金なし、正社員として働いた経験もなし…。そんな状態から自分を変えた先輩がいます。元スノーボードオリンピック選手で現在経理・財務のスペシャリストとして活躍中。現役引退後は派遣社員からキャリアをスタートさせ、大手IT企業への転職に成功。U.S.CPA(米国公認会計士)試験にも合格しました。キャリアゼロの状態からどのように就職・転職を果たしたのか、U.S.CPAの受験で何が変わったの […]
日本公認会計士協会東京会青年部(青年部部長=泉貫太郎氏)が3月17日、「会計士の可能性」をテーマにしたイベント「CPA TALKs2018」を開催した。当日は、さまざまな分野で活躍する4人の公認会計士によるプレゼンテーションやパネルディスカッションが行われた。 kaikeizinより。 これ、行きたかったのですが。。。 パネラーはどの方もインパクトのある経歴や成果をお持ちですね。 会計士の可能性と […]
IFRS導入企業にとって避けて通れない検討事項の一つに、有休休暇債務があります。 気になっているのはただ一つ、「後入先出法(LIFO)の採用の可否」についてです。 ぱっと聞いてもすんごく分かりづらいので・・・。 要は、「企業が支払うと見込まれる追加金額」をどのように解釈できるかが大きな分かれ道だと思います。 事例としては、「IFRS 任意適用に関する実務対応参考事例」をヒントに、 LIFOを適用し […]
公認会計士が主に勤務する監査法人が労働環境の改善などの「働き方改革」を進めている。 日経新聞より。 これは素晴らしいことだと思います。 人工知能が導入されて本当に機能するまでは、人がいなければ商売になりません。 出世コースにいないかもしれないけど、そこそこ優秀な人はたくさんいます。 そいうい人が辞めるリスクを、出来るだけ減らさなければならないので、 経済的にメリットを高める施作はどんどんやればいい […]
ASBJは、平成30年3月30日において以下の企業会計基準及びその適用指針の公表しました。 企業会計基準第29号「収益認識に関する会計基準」 企業会計基準適用指針第30号「収益認識に関する会計基準の適用指針」 気になっていた有償支給については、以下のような項が適用指針に追加されるとともに、設例は削除されています。 104. 企業が、対価と交換に原材料等(以下「支給品」という。)を外部(以下「支給先 […]
会計士のキャリアパスを考える。 MS-JAPANより。 確かに今は売り手市場ですね。 しかし、この業界の需給というのは、過去から大きな変動を繰り返しています。 つまり買い手市場になる時期が、いずれまた訪れるのではないかと予想されます。 となれば、売り手市場のうちに意思決定することも、1つの人生戦略と言えますね。 プレミアムな転職をサポート|管理部門特化型エージェントNo.1【MS-Japan】 キ […]
ASBJは、平成29年12月6日の公開草案に広くコメント募集を行った後、「資金決済法における仮想通貨の会計処理等に関する当面の取扱い」を公表しました。 公開草案と内容面では大きく変わりありません。 会計処理は、以下の図のようにMEMO(個人的に作成したMEMOなのでご注意を)できますが、 この基準(当面の取扱い)で難しいのは、「仮想通貨がそもそも何で、どういう実態なのか」という点を理解することでは […]
日本公認会計士協会は、期末監査等の現場の実態を把握するために、11の監査法人の協力のもとに、2017年3月末日決算の上場会社(非金融業)200 社の監査業務についてアンケートを実施し、「期末監査期間等に関する実態調査報告書」として取りまとめ、平成30年3月15日付で公表しました。 すごく大がかりな調査になっていますが、経験者の一人として言わせていただくと、ここに記載していることはだいたい経験と合致 […]
概要 株式会社ファルテックは、平成30年3月13日において、「特別調査委員会の調査報告書受領と今後の対応に関するお知らせ」を公表しています。 本件は不正により過年度遡及修正となったものですが、その調査報告書は130ページを超える大作になっています。非常に丁寧に記載されており、経理部・監査役・会計監査人・内部監査人など関係者が認識しておくべきヒントで溢れています。 今回も、予防策を考えるためのエッセ […]
『自分がいなくてもうまくいく仕組み』(山本敏行著、クロスメディア・パブリッシング刊)は、そんな「部下への仕事の任せ方」の大事なポイントがわかる一冊だ。本書では、リーダーたる自分がいなくても仕事やプロジェクトが円滑に回る仕組みづくりが解説されているが、その第一歩は「自分のコピーをつくる」ことにあるとしている。では、どのように自分のコピーとなる「仕事を任せる部下」を選べばいいのだろうか。本書からそのポ […]
オリンパス事件を追ったドキュメンタリー「サムライと愚か者‐オリンパス事件の全貌‐」の予告編がYouTubeにて公開されました。 5月から映画館で公開のようです。 映画館で見る気はしないけど、いずれは見ておきたいです。