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会計

元オリンピック選手USCPA

30歳で学歴なし、貯金なし、正社員として働いた経験もなし…。そんな状態から自分を変えた先輩がいます。元スノーボードオリンピック選手で現在経理・財務のスペシャリストとして活躍中。現役引退後は派遣社員からキャリアをスタートさせ、大手IT企業への転職に成功。U.S.CPA(米国公認会計士)試験にも合格しました。キャリアゼロの状態からどのように就職・転職を果たしたのか、U.S.CPAの受験で何が変わったの […]

CPA TALKs2018

日本公認会計士協会東京会青年部(青年部部長=泉貫太郎氏)が3月17日、「会計士の可能性」をテーマにしたイベント「CPA TALKs2018」を開催した。当日は、さまざまな分野で活躍する4人の公認会計士によるプレゼンテーションやパネルディスカッションが行われた。 kaikeizinより。 これ、行きたかったのですが。。。 パネラーはどの方もインパクトのある経歴や成果をお持ちですね。 会計士の可能性と […]

「収益認識に関する会計基準」等の公表

ASBJは、平成30年3月30日において以下の企業会計基準及びその適用指針の公表しました。 企業会計基準第29号「収益認識に関する会計基準」 企業会計基準適用指針第30号「収益認識に関する会計基準の適用指針」 気になっていた有償支給については、以下のような項が適用指針に追加されるとともに、設例は削除されています。 104. 企業が、対価と交換に原材料等(以下「支給品」という。)を外部(以下「支給先 […]

会計士がキャリアを手放す勇気?!

会計士のキャリアパスを考える。 MS-JAPANより。 確かに今は売り手市場ですね。 しかし、この業界の需給というのは、過去から大きな変動を繰り返しています。 つまり買い手市場になる時期が、いずれまた訪れるのではないかと予想されます。 となれば、売り手市場のうちに意思決定することも、1つの人生戦略と言えますね。 プレミアムな転職をサポート|管理部門特化型エージェントNo.1【MS-Japan】 キ […]

「資金決済法における仮想通貨の会計処理等に関する当面の取扱い」の公表+α

ASBJは、平成29年12月6日の公開草案に広くコメント募集を行った後、「資金決済法における仮想通貨の会計処理等に関する当面の取扱い」を公表しました。 公開草案と内容面では大きく変わりありません。 会計処理は、以下の図のようにMEMO(個人的に作成したMEMOなのでご注意を)できますが、 この基準(当面の取扱い)で難しいのは、「仮想通貨がそもそも何で、どういう実態なのか」という点を理解することでは […]

【有価証券報告書 注記の訂正事例でわかる作成/記載要領】ファルテック 滞留在庫評価損等

概要 株式会社ファルテックは、平成30年3月13日において、「特別調査委員会の調査報告書受領と今後の対応に関するお知らせ」を公表しています。 本件は不正により過年度遡及修正となったものですが、その調査報告書は130ページを超える大作になっています。非常に丁寧に記載されており、経理部・監査役・会計監査人・内部監査人など関係者が認識しておくべきヒントで溢れています。 今回も、予防策を考えるためのエッセ […]

仕事を部下に任せたい!

『自分がいなくてもうまくいく仕組み』(山本敏行著、クロスメディア・パブリッシング刊)は、そんな「部下への仕事の任せ方」の大事なポイントがわかる一冊だ。本書では、リーダーたる自分がいなくても仕事やプロジェクトが円滑に回る仕組みづくりが解説されているが、その第一歩は「自分のコピーをつくる」ことにあるとしている。では、どのように自分のコピーとなる「仕事を任せる部下」を選べばいいのだろうか。本書からそのポ […]

売上か営業外か

フィンテック関連のシステム開発を手掛けるカイカは、2018年10月期に仮想通貨の会計処理を期中で変更する。17年11月~18年1月期に発生した仮想通貨の運用による収益は営業外収益などに計上するが、定款変更に伴い2月以降は売上高とする。 日経新聞より。 細かいことを言うと、科目の区分には実態判断が必要な部分もあるはずなので、必ずしも定款変更したから売上というわけでも無いですけどね。 アービトラージで […]

上場廃止件数

上場廃止の全体感 最近いろいろ案件があったので、少し気になって調べてみました。 東証に上場している会社が、過去どれくらい上場を廃止したかです。 上場廃止といっても、いろいろな理由があります。 単に合併しただけとか、そういったものも多いので、 ・合併など、ある意味「仕方ない」事象を直接の原因とするもの ・破産など、実質的に会社の運営が厳しい状況に追い込まれて廃止となったもの ・粉飾など、会計を含むま […]

IPO審査対策はやり過ぎか?!

日経新聞にIPO関連のコラムが。 読んでいて思ったポイントがいくつか。(私見含む) ・IPO予備軍は4000社あるが、このうち上場できるのは100社程度。ほとんどが失敗している。 ・証券会社や監査法人は法令等で要求されるスケジュールどおりに動こうとするが、これが結果として会社の成長を阻害することがある 要は、できもしない、しばらくは備える必要性も疑わしい内部体制の構築について、要求水準を柔軟化しな […]

グローバル管理会計原則

優れた実務の指針となり、世界の管理会計に一貫性をもたらす世界初の普遍的な枠組みが日本語で入手可能となった。英国の勅許管理会計士協会(CIMA)および米国公認会計士協会(AICPA)の統一された声である国際公認職業会計士協会(Association of International Certified Professional Accountants、以下「協会」)(http://www.aicpa […]

【有価証券報告書 注記の訂正事例でわかる作成/記載要領】アウトソーシング NCIプットオプション(IFRS)

事案概要 アウトソーシングは、2018 年2月 14 日において、過年度の有価証券報告書等の訂正報告書を提出することを発表しました。 今回は不正ではなく完全に誤謬、しかも監査法人の指導にしたがってきたにもかかわらず発生してしまった事例になります。 会社にとって非常に心苦しい事例となりますが、これを無駄にしてはいけないと思います。この苦しさを我々も記憶に留めておき、再発を防ぐように行動する必要がある […]

『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」等の公表

ASBJは2月16日において、企業会計基準第28号「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」等を公表しました。 改正点は、こちらでまとめられています。 以下、要約。 本適用はH30年4月1日以降。 ■(会計処理の見直しを行った主な取扱い) ・個別財務諸表における子会社株式等に係る将来加算一時差異の取扱い(税効果適用指針第8項(2)) ・(分類1)に該当する企業における繰延税金資産の回収可能性に関す […]

【有価証券報告書 注記の訂正事例でわかる作成/記載要領】ナガオカ 工事進行基準の適用要件

まえがき 株式会社ナガオカは、平成 30 年2月14日に社内調査委員会から調査報告書を受領し、平成 27 年6月期の決算において不適切な会計処理がおこなわれたことが判明したことから、平成 27 年6月期から平成 30 年6月期第1四半期までの決算短信等の訂正を行うことを決議した模様です。 今回は工事進行基準に関する論点です。 進行基準でよくあるのが原価付替等による進捗率の不正ですが、今回は少し毛色 […]

【有価証券報告書 注記の訂正事例でわかる作成/記載要領】ドミー 減損不正(中間報告)

調査報告書(中間)開示 株式会社ドミーは、店舗に係る固定資産の減損処理方法に関し、監査法人より、仕入先からのリベート・協賛金の会計処理について、一部の店舗へ不適切に傾斜配賦処理が行われており、この事実の解明には社外の有識者からなる調査委員会による調査が必要であるとの指摘を受けました。そのため第三者委員会を設置し、調査報告書(中間)を受領したので、平成30年2月1日に全文開示した模様です。 今回の内 […]