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会計

会計士、出向③

前回シリーズまででは、監査法人に在籍しながら事業会社に出向するメリットとして、以下をご紹介しました。 ①監査法人のツールを利用しながらも、 ②会計に関する論点に時間を多く割ける ③視野が広がる 今回は更に追加のメリットとして、以下をご紹介します。   ④出向先に転籍できるチャンスもある ここでは話の前提として、監査法人から事業会社への出向ということで記載しますが、転籍できるチャンスに関し […]

会計士 PR動画

会計士協会による宣伝動画。 こういうのどんどんやったらいいと思う。 監査法人で会計士を取り合う以前に、母集団が増えないと意味ないからね。 割と固くない感じが良いですね。予算もそんなにかかってなさそうだし。 どれくらいまで、ふざけるのが許されるのかな。。。個人的にはカジュアルなほうが好きだけど。若い人に入ってもらう訳だし。

元経理担当、4700万円着服か

静岡市清水区の水道工事事業者でつくる協同組合(同区)で経理を担当していた元職員の女性が、組合の事業収益金約4700万円を着服した疑いがあることが25日までに、組合への取材で分かった。組合は清水署に被害を相談している。女性は着服を認め、弁済している最中という。 女性は通帳と印鑑を1人で管理していたそうです。 通帳と帳簿の突合をすれば解決できた模様。であるのなら、これまで組織がそれをやってなかったこと […]

無料の英文財務情報発信ウェブサービス「KaijiNet/JapanExpress」

JapanExpressは世界に先駆けて我が国上場企業に対して作成が義務付けられたXBRLデータを利用し、世界に向けて日本企業の英文財務情報を発信するサービスです。外国投資家は無償でJapanExpressを投資先選定等の業務に活用でき、国内上場企業はJapanExpress内のIRスペース(有料)をご利用いただけます。JapanExpressは、全上場会社英文財務情報データベースと企業IRのポー […]

IFRSによるIPO

IFRSで上場する会社が増えています。 傾向として多いのは、知名度や勢いのある若手の企業で、多額ののれんを保有している会社という印象です。 いろいろと能書きはありますが、やはりのれんの償却負担が無いのはメリットとしては大きいと思います(減損のリスクはあるけど・・・。)。 日本取引所が開示している、本日現在の”IFRSを適用して新規上場した会社一覧”は、以下の通りです。 会社名 コード 業種分類 適 […]

監査法人のローテーション制度に関する第一次調査報告

金融庁が発表。 思った点は2つでして、 1、パートナーローテーションは、不正対応のためにやっていたのか?!独立性の確保のためと思っていましたが…。 パートナーローテーションさせて不正の対応になると思っているとしたら、物凄く見当違いな気がしますが…。 2、欧州のローテーションて、始まって間もないのだから、少し様子見が必要かもしれない。 どう考えても、ローテーションの負担は企業および監査人にとって大き […]

経理担当らが計4700万着服 新聞協会、幹部ら隠蔽

一般社団法人日本新聞協会は19日、事務局の職員ら2人が平成19~24年に、協会などの会計から計約4700万円を着服していたと明らかにした。当時の事務局幹部らは事態を把握した後も、協会会長や理事会に事実関係を報告せず隠蔽していた。 すごい話。 経理だから何でも出来るってことで。 しかも明るみになるのを防ごうと偉い人も隠蔽してたとなると、たち悪いですね。そうさせる何かがあったのでしょうけど、肝が座って […]

出光公募増資、差し止め請求却下

出光興産が発表した公募増資計画を巡り、同社の創業家が新株発行の差し止めを求めた仮処分申し立てで、東京地裁(大竹昭彦裁判長)は18日、差し止め請求を却下する決定をした。「新株発行の主要目的が不当とは認められない」として出光側の主張を認めた。公募増資の実施後は、創業家の持ち株比率は現在の33.92%から約26%まで下がる見通しだ。 海賊と呼ばれた男がどうしても脳裏をよぎる…。 調べて見ると、出光興産の […]

リスク分担型企業年金 追記(IFRS課題)

IFRS上の課題の整理がされています。 2017.3  vol.56  季刊会計基準にて、いろいろと解説がされています(ASBJ)。結論はおおむね以下抜粋です。   リスク分担型企業年金のIFRS 上の会計処理については、我が国におけるIFRS の適用上の課題として扱うとした上で、IFRS 解釈指針委員会に要望書を提出しないという結果になったものの、今後は、我が国におけるIFRS の適用上の課題と […]

リスク分担型企業年金 初導入

年金の運用リスクを労使で分かち合う「第3の企業年金」の導入企業が出始めた。大阪市に本社を置く小泉産業と小泉成器が10月にも導入する。みずほ信託銀行が受託した。今年1月に制度が創設されてから初の導入事例とみられる。従来の制度は運用リスクが企業か従業員のどちらかに偏っている。企業の財務負担の重い確定給付型の受け皿として今後、広がりそうだ。 初導入だったのか・・・。恥ずかしながら知りませんでした。 会計 […]

JA専門の監査法人発足

全国の農協(JA)の会計監査を担う「みのり監査法人」(東京・千代田)が発足した。JAはグループに所属する農協監査士による監査を受けているが、農協改革を進める政府は2019年までに一定量の貯金を持つJAは公認会計士による監査に移行するよう求めている。新たな法人はこれに対応し、JA専門の組織として出発する。 このJA監査については個人的に興味があるところなのですが、以下が気になるところです。 MEMO […]

揺れる監査法人 誕生半世紀の岐路(4)

会計士の公務員化も一考 会計不祥事が発生するたびに、会計士が顧客から報酬をもらっていることが問題であるということが再認識され、公務員化するべきだという意見が出ます。もうずっと前から、この、そもそもの制度設計に対する議論はされていて、され尽くされている感もあります。 ここでの公務員化というのが、証券会社(=背後にいる投資家)から報酬を受領するという意味であるならば、個人的には賛成です。結局、誰のため […]

揺れる監査法人

揺れる監査法人 誕生半世紀の岐路(3)企業との蜜月に陰り 審査厳格化、増えるコスト 2017/7/7付の日経新聞より。 書いていることは事実に基づくのでしょうが(そうでなかったら大変)、少しコメントしたくなりました。 報酬5割増し? たとえば報酬が5割増で突きつけられたという、極めて異例なケースが例としてあげられています。 確かに契約解除の布石として監査報酬を突然値上げすることはあり、この「突然」 […]

会計士 出向②

前回(会計士 出向)では、監査法人に在籍しながら事業会社に出向するメリットとして、 ①監査法人のツールを利用しながらも、 ②会計に関する論点に時間を多く割ける という点をご紹介しました。 今回は上記とはまた別の3つめのメリットについて記載したいと思います。 ③視野が広がる ✔会計士として仕事をしていると、ついつい会計士が世の中の中心であるかのような錯覚に陥り、気が付けばクライアントの […]

元プロ野球選手公認会計士

今、元プロ野球選手初の公認会計士が生まれようとしている。 すごい方がいますね。有名な方なのかもしれませんが、心打たれました。 苦労して、もっと世の中の人のために何かできないかと考え努力を続けられて、ついに自分らしく力を発揮する環境が整った。 今後のご活躍を祈念せずにはいられません。 このように、マルチに道を展開するというのは、スポーツ選手なら結構難しいことなのかもしれません。練習に練習を重ねて、や […]