関連当事者取引の開示_日本基準/IFRS/米国基準の差異のポイント

関連当事者取引の開示_日本基準/IFRS/米国基準の差異のポイント どうも、ファイター哲です。 今回は、関連当事者について、日本基準だけではなくて、IFRS、米国基準とも比較をすることで、理解を深めていきたいと思います。 会計基準が違うといっても、日本基準(関連当事者)は、国際会計基準と米国会計基準を参考に開発された経緯がありますので、本質的なところでは大きな相違はありません。 IFRSは原則規定 […]

【US GAAP】米国企業の他社事例をEDGARで参照する方法

【US GAAP】米国企業の他社事例(新会計基準、記述情報含む)をEDGARで参照する方法 こんにちは。ファイターです。 今回は、米国企業の年次報告書(10-K)等、開示書類に記載された他社事例の調べ方について共有したいと思います。 具体的には、収益やMD&Aなど、日本企業が先行事例を効率的に調べる方法を共有させていただきます。 その心は、以下の通りです。 ●新収益認識基準や新リース基準な […]

関連当事者の開示 金商法と会社法の違いについて理解する

関連当事者の開示 金商法と会社法の違いについて理解する どうも、ファイターです。 関連当事者との取引の注記についての重要ポイントの一つが、金商法と会社法の規制の違いです。 知っていなければ対応に過不足が生じてしまいますので、今回、こちらに焦点をあてて、主だったところを本投稿で整理していきます。 なるべくこの論点をご存じなくてお困りの方でもご理解いただけるように善処いたしますので、どうかお付き合いく […]

関連当事者との取引に関する開示を理解するための4つのポイント

関連当事者との取引に関する開示を理解するための4つのポイント 関連当事者の開示に関する会計基準は、財務諸表自体には直接表現されませんが、このルール自体は投資家にとって非常に重要です。 なぜなら、「重要な怪しい取引」があぶり出されることになるからです。 そのため、投資家として関連当事者情報に目を通して、おかしな取引がないことを確かめることは大切なプロセスになります。 しかし一方で、会計基準自体はそれ […]

自動翻訳(google、DeepL、みらい翻訳)で会計英語を日本語訳してわかった3つのこと

自動翻訳(google、DeepL、みらい翻訳)で会計英語を日本語訳してわかった3つのこと はじめに こんにちは。 今回は、最近話題の人工知能を駆使しているとされる英語翻訳ツールについて、実際に試してみた結果について共有させていただきたいと思います。 会計(IFRS)に関する小難しい英文でも、どれくらい日本語訳版に近い訳ができるのかを確かめてみたいと思います。 会計界隈のお仕事をされている方で、以 […]

HUNTER×HUNTERの能力系統を参考に虚偽表示の発見力を考えてみた

HUNTER×HUNTERの能力系統で考える虚偽表示の発見力 こんにちは。アカウンティングファイターです。 私はバトル漫画が好きでして、HUNTER×HINTERもその一つです。 能力バトルを繰り広げる漫画は沢山ありますが、最も洗練して体系化しているのはHUNTERでした。 経理や監査においても、多くの方が様々な能力を駆使して日々の業務をこなしています。 その遂行のため、どのような能力が必要なのだ […]

回転期間の意味を理解するための4つのポイント

回転期間の意味を理解できる4つのポイント こんにちは、アカウンティングファイターです。 財務分析をしていると、「回転期間」という指標が良く出てきます。 慣れれば非常に使い勝手の良い指標なのですが、 慣れていない会計初心者や経理マン、場合によっては会計士試験合格者でさえも、 指標としては知っているし、公式も覚えているけど、「果たしてこれは何の計算をしているのかしら?」と思う方がいらっしゃるかもしれま […]

(KPMG)IFRSと日本基準の主要な相違点(2020年版)

(KPMG)IFRSと日本基準の主要な相違点(2020年版) KPMGは、IFRSと日本基準の主要な相違点(2020年版)を公表しました。 毎年思いますが、見やすいですね。 なお、公正価値(企業会計基準30号)についてIFRS13と比較されています。    

包括利益計算書が理解できる図解

包括利益計算書を理解できる図解を公開 本日は、PLとセットで開示される包括利益計算書について解説いたします。 原理は難しくないのですが、慣れていないと何のことかよく分からなくなりがちなので、 図を入れて説明いたします。 会計は、ロジック(論理性)も重要なのですが、具体的な数値で理解することも大切です。 その際、私は必ず図や表で理解するべきだと思っています。 いったん本質を理解できれば、原理原則から […]

(コロナ)人員・報酬削減を公表している会計事務所一覧

会計士としてはコロナによる会計事務所への影響を知りたい ゴイングコンサーンというサイトで、 コロナに関連して給与等を削減している会計事務所についてのリストというものを見つけました。 こちらです。 日本の監査法人の話はまだ聞きませんが、海外は日本よりもさらに出入りが激しいなど前提が違うところもあってか、結構過激な策がバンバン飛び出しています。 情報共有させていただきます。 きりがないので、日本でいう […]

【US GAAP】米国会計基準と日本基準との差異で留意すべき10の論点【USGAAP】

【US GAAP】米国会計基準と日本基準との差異で留意すべき10の論点【USGAAP】 こんにちは。 アカウンティングファイターです。 IFRSへ移行する日本企業が増えています。 しかし、米国会計基準(US GAAP)も、会計界では非常にインパクトの大きい基準で、忘れてはならない会計基準だと思います。今でこそIFRSの影響が大きいものの、会計ビックバンといわれる2000年頃はまだ米国基準を大いに参 […]

会計上の「のれん」とは何か?「経済的のれん」を知れば、分かりやすくなります

会計上の「のれん」とは何か?「経済的のれん」を知れば、分かりやすくなります 「のれん」の理解は難しい? こんにちは、ファイターです。 「のれん」については、いろいろな所で話題になっています。 しかし、その本質が何であるかについては、話が複雑でなかなか理解が進まないことも多いかと思います。 一体のれんとは何なのか?! 現役会計士でも、全員が一言で説明できないかもしれません。それほど、のれんの本質の理 […]

初心者がわかる新リース会計(IFRS16号)③~新リース会計の論点_サブリース

前回、新リース会計がどういう発想で作られたものか、そのエッセンスをご紹介しました。 初心者がわかる新リース会計(IFRS16号)②~新リース会計とは 今回は、新リース会計で厄介になりがちな論点について解説します。 日本基準でも新しいリース会計について開発が進んでいくと思いますが、 新リース会計の目的を達成しつつも、適用に当たって十分に実務に配慮した基準になることを切に願います。 使用権という考え方 […]

初心者がわかる新リース会計(IFRS16号)②~新リース会計とは

はじめに 前回は、旧リースについて幅広い読者を想定して説明を行ってきました。 初心者がわかる新リース会計(IFRS16号)①~旧リース会計とは 今回は、新リース会計の考え方と、これによって実現できることについてご紹介します。 実務をやっていても、この考え方の部分が重要であると感じます。 このロジックだから、こう会計処理するという繋がりがあるためです。 それでは見ていきましょう。 ファイナンス・リー […]

コロナウイルスに関する会計・監査など制度対応まとめ

正直、コロナウイルスがここまでの影響を及ぼすとは思っていませんでした。 日本のみならず、世界的に大惨事になっている状況下において、 企業会計・開示・監査の領域でも世界的に非常時対応が余儀なくされています。 コロナはきっかけにすぎず、ここから実体経済への長期的かつ深刻な影響が懸念されている状況でもあります。 20年3月末決算においては、決算遅延や会計上の見積り等の局面で難しい判断が連続すると思います […]