トーマツ、営業益75%減 19年5月期 システム投資拡大: 日本経済新聞

監査法人トーマツが5日発表した2019年5月期決算は、営業利益が前の期比75%減の2億5600万円だった。サイバーセキュリティー対策でシステム投資が膨らんだほか、ITエンジニアなど専門人材の採用拡大で人件費が増えた。 r.nikkei.com/article/DGXMZO48214230V00C19A8DTC000 たぶん、どこの監査法人も同じような状況なのではないでしょうか。

IT委員会研究報告第54号「公認会計士業務におけるオープンデータの利用可能性」 の公表

日本公認会計士協会(IT委員会)は、IT委員会研究報告第54号「公認会計士業務におけるオープンデータの利用可能性」を公表しています。 政府が推進しているオープンデータを対象として、その概要をご紹介するとともに、実際に政府機関等が公表している企業に関連するオープンデータを取り上げ、その公認会計士業務における利用可能性を検討した資料になるようです。 少し見てみましたが、知らない統計サイトもあり、結構た […]

東京メトロ車内ディスプレイでのKAM周知

JICPAは、KAM(Key Audit Matters :監査上の主要な検討事項)の導入について経済社会にPRするため、東京メトロ車内ディスプレイにてKAM解説動画のCMを実施しているようです。 まあ、やらないよりはやったほうがいいのだとは思いますが、 実際にKAMとして監査報告書に記載される内容が、 のれんの減損の検討、税効果会計の吟味、退職給付の制度変更による会計処理・・・ など一般経済社会 […]

資産除去債務とは?(2) 会計処理どうする

こんにちは。アカウンティングファイターです。 前回、資産除去債務とは?(1)定義のあてはめが重要!何でもかんでも資産除去債務になるわけではないため、注意!という記事にて、資産除去債務(ARO)の定義と、そのあてはめの重要性について語りました。 ではAROに該当したとして、どのように会計処理すればよろしいでしょうか。 今回は会計処理について触れていきます。 今回のターゲット読者と、読めばできるように […]

ファーストアカウンティング、AIとRPA(UiPath株式会社)による経費精算自動化の取り組みを開始

経理業務に特化したAIを開発するファーストアカウンティング株式会社は、AIとRPA(UiPath株式会社)を用い、経費精算業務を自動化する取り組みを開始するとのこと。 エキサイトニュースより。 ソフトバンクグループであるSBモバイルサービス株式会社が導入第一弾ですか。 同社はAI投資で有名ですので、率先して取り組み開始しているように読めますね。 領収証と過去のパターンからディープラーニングで会計処 […]

(国税庁)「お酒についてのQ&A (更新)」

国税庁ホームページで「お酒についてのQ&A(更新)」等が公表されています。 酒税についての質問に答えるページになっていますが、 「なぜお酒にだけ税金がかかるのですか?」という根本的な質問は記載されていません。 強いて言うなら、酒のしおりにて、制度背景については以下のように触れられています。 酒類は、酒税が課される財政上重要な物品であり、安定した税収が見込まれることから、国家財政において重要な役割を […]

私が監査法人を辞めた理由 2nd

やめた理由の続き 前回、私が監査法人を辞めた理由という投稿で、監査法人をやめた理由を整理してみました。 そこでは、どちらかというとネガティブな理由を散りばめることになってしまいました。 しかし、実際にはポジティブな理由(というか、自分の価値観の変化)もあったりしたので、続編となる今回の投稿で、それを記載することにしました。   自分の変化① 大きな組織内で勤務することに対する違和感 私は […]

監査提言集2019年版 一般公表用と、大きく進化したJICPA会員用で差がより大きく!

2019年版監査提言集が出てる 日本公認会計士協会で(JICPA)は、2019年版監査提言集の一部を一般に公表しています。 監査提言集とは 監査提言集がそもそも何なのかという点については、提言集の頭書においてこのように記載されています(一部を引用)。 昨今の不適切な会計処理事例が後を絶たない現状を踏まえ、会員の監査業務改善のために、(略)監査提言集にまとめ、2008 年より、毎年、公表しております […]

包括利益とは? →要するに、単なるBSの増減差額

包括利益とは? →要するに、単なるBSの増減差額の一部です こんにちは、アカウンティングファイターです。 今回は、包括利益について解説します。 包括利益って、決算書を読んでいてよく出てくる言葉です。 私は基準主義者なので、まず基準の定義を紹介させてください。 包括利益の定義 包括利益の表示に関する会計基準(企業会計基準第25号) 4.「包括利益」とは、ある企業の特定期間の財務諸表において認識された […]

資産除去債務とは?(1) 定義のあてはめが重要!何でもかんでも資産除去債務になるわけではないため、注意!

こんにちは。アカウンティングファイターです。 今回は、資産除去債務について解説したいと思います。 目的は、聞いたことのない人が資産除去債務を理解いただけるようにすること、 また、資産除去債務を知っている人も、理解を深めて論点を確認することができることを目標とします。 まずそもそも、資産除去債務って何ですかという点からお話しします。 最初に、定義ありきということで、会計基準(日本基準)から定義を引用 […]

(おすすめ本)私が総理大臣ならこうする 日本と世界の新世紀ビジョン 大西つねき著

私が総理大臣ならこうする 日本と世界の新世紀ビジョン 大西つねき著 最近読んだ本で、久々に時間を忘れて読んでしまった本があります。 大西つねきさんが書かれた、「私が総理大臣ならこうする 日本と世界の新世紀ビジョン」です。 私が総理大臣ならこうする 日本と世界の新世紀ビジョン[本/雑誌] / 大西つねき/著 価格:1,728円 (2019/7/21 23:35時点) 感想(0件) この方は政党を立ち […]

あずさ監査法人、一橋大学と企業の会計不正のリスクに関する共同研究を発表- 機械学習を用いてリスクの高い財務諸表をスコアリング

有限責任 あずさ監査法人(本部:東京都新宿区、理事長:高波 博之)は、国立大学法人一橋大学(所在地:東京都国立市、学長:蓼沼 宏一)と共同で、機械学習を用いることにより企業の会計不正のリスクをスコアリングするモデルの研究成果をまとめ、独立行政法人経済産業研究所(RIETI)のディスカッション・ペーパー「機械学習手法を用いた不正会計の検知と予測」として2019年7月23日付けで公表しています。 ex […]

メルカリ、財経業務をシステムで自動化–決算時期の業務負荷を軽減

フリーマーケットアプリを展開するメルカリは、ブラックラインが提供する経理財務業務の自動化サービスを導入した。経理財務部門では、業務効率の課題として、銀行預金の残高照合手続きや資産・負債勘定の残高照合・突合処理、グループ会社間の債権債務照合などに多大な時間と手間が掛かっていた。今後、月末締め日前の業務集中を緩和など定型業務の効率化を図り、人手が限られた状況でも各メンバーがリアルタイムに経営層と情報を […]

私が監査法人を辞めた理由

監査法人を辞めた理由って、なんだっけ?! 私が監査法人を辞めて、既に2年が経過しています。 当時、私は監査部門のマネジャーとして働いていました。 人と会うたびに、監査法人を辞めた契機について聞かれます。 その度に色々思い出して説明をするのですが、 時々、果て、何故私は監査法人を辞めたんだったかな…と思うことがあります。 行動理由を忘れる、見失うような感覚ですが、個人的にはこれはとても気持ち悪いこと […]

IASBが繰延税金資産の会計処理の修正を提案

IASBが繰延税金資産の会計処理の修正を提案 ASBJのHPにおいて、IASBが繰延税金資産の会計処理の修正を提案していることが記載されています。 以下、引用します。 国際会計基準審議会(当審議会)は本日、法人所得税に関するIFRS基準であるIAS第12号の変更案を一般のコメントを求めるため公表した。この修正は、企業がリース及び廃棄義務に係る繰延税金をどのように会計処理するのかを明確化している。 […]