YEAR

2019年

株主総利回り 有価証券報告書の記載にあたり注意すべき5つのポイント

株主総利回りとは 2019年3月期より有価証券報告書上において開示が求められることとなったTSR(Total Shareholder Return(トータル・シェアホルダー・リターン)こと「株主総利回り」。 その内容は以下の記事をご覧いただければと思いますが、 (19年3月期から有報開示)株主総利回りとは? 適用後レビューを受けた留意点 この初度適用を終えた今、事後レビューが行われているようです。 […]

【有報 注記の訂正事例でわかる記載要領】セール&リースバックが行われたら注意すべき注記とは?

【有価証券報告書 注記の訂正事例でわかる記載要領】セール&リースバックがあったら開示上注意すべき注記 当ブログの【有価証券報告書 注記の訂正事例でわかる作成/記載要領】シリーズでは、 実際の訂正報告書の事例をもとに、その内容と発生原因をできるだけ具体的に研究し、ご紹介しています。 その特徴は以下の通りです。 ◆読者が得られるメリット: 読者は実際のリアルな訂正事例をもとにリスクの高い領域の作成要領 […]

【有報 注記の訂正事例でわかる記載要領】会長が支配する会社との取引(関連当事者)

【有報 注記の訂正事例でわかる記載要領】会長が支配する会社との取引に注意 当ブログの【有価証券報告書 注記の訂正事例でわかる作成/記載要領】シリーズでは、 実際の訂正報告書の事例をもとに、その内容と発生原因をできるだけ具体的に研究し、ご紹介しています。 その特徴は以下の通りです。 ◆読者が得られるメリット: 読者は実際のリアルな訂正事例をもとにリスクの高い領域の作成要領・記載要領・作成方法について […]

2019年3月期有報の訂正報告書を152社が提出、訂正事項の4割が「経理の状況」

有価証券報告書の訂正状況 税務研究会のHPによれば、2019年3月期有価証券報告書の提出後、内容の訂正を行った会社は152社・157件であったそうです(6月1日~10月31日に提出された訂正報告書を集計)。 提出理由別では、「記載事項の一部に訂正すべき事項がある等」が120件(75.9%)、「書類の添付漏れ」が38件(24.1%)。 訂正事項の総数322件を分類すると、「経理の状況」(135件)と […]

【有価証券報告書 注記の訂正事例でわかる作成/記載要領】

  訂正報告書って何? それは、既に提出した有価証券報告書などの法定書類を訂正するために提出・公表される、法定書類です。 投資家からすれば必要な情報だということで、提出要件に該当すれば企業から随時提出・公表する必要があります。 しかし、経理や会計士からみれば、本当に恐ろしい制度です。 なぜならば、訂正報告書が提出されるということは、過去の提出書類の誤りを認めることになるため、 その屈辱・ […]

【有報 訂正事例でわかる記載要領】投資CFの定期預金に注意

【有報 注記の訂正事例でわかる記載要領】投資CFの定期預金に注意 当ブログの【有価証券報告書 注記の訂正事例でわかる作成/記載要領】シリーズでは、 実際の訂正報告書の事例をもとに、その内容と発生原因をできるだけ具体的に研究し、ご紹介しています。 その特徴は以下の通りです。 ◆読者が得られるメリット: 読者は実際のリアルな訂正事例をもとにリスクの高い領域の作成要領・記載要領・作成方法について効率的に […]

のれんの一時償却という鬼畜制度

  こんにちは。アカウンティングファイターです。 今回はのれんの一時償却についてご紹介します。 日本基準ではのれんを償却するというのは有名な話で、 日本基準を特徴づける会計処理になっています。 のれんの償却というと、毎期毎期定額法で費用に落ちていく会計処理が基本ですが、 一部の状況下においては、一時償却という会計処理が起こります。 具体的に基準の文言を引用すると以下の通りです。 連結財務 […]

【オススメ】もちはだ 防寒インナー

みなさんこんにちは   早いものでもう11月ですね。 2019年も終わりが見えてきました。 第2四半期もクライマックスを迎え、忙しくされている人も多いかと思います。 冬場は寒さで体力が奪われることが多く、 体調を崩しやすい時期になります。   ただ、忙しい読者の方には、体調を絶対に壊せない状況にある方も多いかと思います。 この体調管理というのは、多忙なアカウンティングバトラーに […]

顧客関連資産の会計処理(税効果)について、注意すべきポイント

顧客関連資産の会計処理(税効果)について、注意すべきポイント こんにちは、アカウンティングファイターです。 しばらく更新できておりませんでしたので、久々の投稿となります。 今回は、企業結合関係のお話です。 会社を買収して企業結合したときなどに、のれんが計上されることはご存じかと思いますが、 のれんは最終的な差額であり、それ以前のプロセスとして、「取得原価の配分」をする必要があります。 企業結合に関 […]

フォーラム「AIを活用したビジネス・監査の展望と課題」

日本公認会計士協会は、ホームページで「グローバ ル会計・監査フォーラム「AIを活用したビジネス・監査の展望と課題」の動画配信及び日本経済新聞での記事広告掲載について」を公表しております。 この記事はサマリー的になっていて、読めば概要掴めます。 書いていることはいつも通り、どこかで聞いたような内容です。 キーワードを以下に記載します。 ・これからの時代を生き抜くには、AIを使う側にならなければならな […]

デロイト、印 会計監査降板

www.nikkei.com/article/DGXMZO48317590X00C19A8000000/ 日経新聞より。 これに対し、デロイトとKPMGは容疑を否認。ともに監査人としての責務や法的枠組みに従って行動したと述べ、自らの立場をかたくなに弁護している。 悪い言われようですが、 クライアントが悪意で満ちているのなら、監査人にも同情せざるを得ません。 巨大企業についてはBIG4以外に監査でき […]

トーマツ、営業益75%減 19年5月期 システム投資拡大: 日本経済新聞

監査法人トーマツが5日発表した2019年5月期決算は、営業利益が前の期比75%減の2億5600万円だった。サイバーセキュリティー対策でシステム投資が膨らんだほか、ITエンジニアなど専門人材の採用拡大で人件費が増えた。 r.nikkei.com/article/DGXMZO48214230V00C19A8DTC000 たぶん、どこの監査法人も同じような状況なのではないでしょうか。

IT委員会研究報告第54号「公認会計士業務におけるオープンデータの利用可能性」 の公表

日本公認会計士協会(IT委員会)は、IT委員会研究報告第54号「公認会計士業務におけるオープンデータの利用可能性」を公表しています。 政府が推進しているオープンデータを対象として、その概要をご紹介するとともに、実際に政府機関等が公表している企業に関連するオープンデータを取り上げ、その公認会計士業務における利用可能性を検討した資料になるようです。 少し見てみましたが、知らない統計サイトもあり、結構た […]

東京メトロ車内ディスプレイでのKAM周知

JICPAは、KAM(Key Audit Matters :監査上の主要な検討事項)の導入について経済社会にPRするため、東京メトロ車内ディスプレイにてKAM解説動画のCMを実施しているようです。 まあ、やらないよりはやったほうがいいのだとは思いますが、 実際にKAMとして監査報告書に記載される内容が、 のれんの減損の検討、税効果会計の吟味、退職給付の制度変更による会計処理・・・ など一般経済社会 […]

資産除去債務とは?(2) 会計処理どうする

こんにちは。アカウンティングファイターです。 前回、資産除去債務とは?(1)定義のあてはめが重要!何でもかんでも資産除去債務になるわけではないため、注意!という記事にて、資産除去債務(ARO)の定義と、そのあてはめの重要性について語りました。 ではAROに該当したとして、どのように会計処理すればよろしいでしょうか。 今回は会計処理について触れていきます。 今回のターゲット読者と、読めばできるように […]