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トーマツ、リスク管理を容易にするデータ提供サービス開始

監査法人トーマツは、不正会計やデータ改ざんといったリスク管理のために主要国での経済関連の事件の発生事例などをまとめて報告するサービスを12月中に始める。 日経新聞より。 事例の報告サービスという事で、思うところは以下。 ☑️提供する情報に、マル秘感、お得感があり差別化できるか ☑️業種、規模など会社に適合した情報として提供できるか ☑️事例から導かれる具体的な対応策の案まで話を広げて情報提供できる […]

「資金決済法における仮想通貨の会計処理等に関する当面の取扱い(案)」の公表

12月6日にて、ASBJが公表しています。 基本的に時価評価して、差額は損益へブチ込む会計処理ですね。 仮想通貨の現在の性質からして、感覚には適合します。   この基準で思うところは、以下の2つです。 1つ目は、背景。 結論の背景の経緯としても記載がありますが、この基準は、「平成 29 年 4 月 1 日の属する事業年度の翌事業 年度より、仮想通貨交換業者に対しては、その財務諸表の内容に […]

十分な期末監査期間の確保について

日本公認会計士協会は、プレスリリース「十分な期末監査期間の確保について」及び会長声明「十分な期末監査期間の確保について」を公表しました。   声明内容 今、期末監査がいかに苦しい状況にあるか、また、会計士の自主的な努力による解消の難しさ等について公表されております。 監査側と非監査側双方で、 ・人手不足、 ・既存制度の深度的な意味での要求水準の増加による工数増加、 ・新制度による事前/事 […]

経団連 不正調査と公表を要請

大手メーカーで検査データの改ざんが相次いでいることを受けて、経団連は会員企業などに対して、品質管理をめぐって不正がないかを自主的に調査したうえで、法令違反などが確認された場合は速やかに公表するよう、文書で要請しました。 NHKニュースより。 やはり日本のメーカーへの不信感を払拭すべき動きからか、本気度の高い要請ですね。ここで隠すと更にリスクになります。 コンプライアンス対応は、年々厳しくなるので、 […]

JDIの現金収支 資料で異なる計上区分

ジャパンディスプレイ(JDI)の現金収支(CF)についての開示が資料によって異なり、投資家の一部に戸惑いの声が出ているそうです。 日経新聞より。 これは、普通はダメなんだろうと思います。 何がダメかというと、勘定がどちらであるべきかという点ではなく、 営業キャッシュのように赤黒どちらなのかが非常に重要な場合、記事の通り利用者に混乱が出ますので、あらぬ疑惑を持たれたりするリスクがあるからです。 事実 […]

つまらないと言われているものを面白くできるか!?

ジャーナリストの磯山氏のブログ。 を読みました。   「監査のつまらなさ」は今に始まったことではないし、 「会議室にこもってPCと睨めっこ」も昔からある話だと思います。   個人的にここ10年くらいの変化で大きいなあと思うのは、 「監査の現場はアリバイ作りの積み重ねのようになった」というところ。 確かに、そういうとこ、あります。   もちろん昔からあった話かもしれませ […]

不正を指示されると断れねえ!

日本CFO協会は30日、CFO(最高財務責任者)や経理・財務部門担当者を対象とした粉飾、横領などの不正に関する実態調査で、約7割が組織内で不正を見聞きしたことがあると回答したことを明らかにしました。 ブルームバーグより。 その中で、気になったのが以下。 経営トップから粉飾指示があった場合には「絶対に断れない」が2%(6人)、「拒否することはあまり期待できない」が19%(47人)だったようです。 こ […]

佐川印刷 元経理社員に懲役6年

京都府にある大手印刷会社「佐川印刷」の元役員など3人が、グループ会社から45億円余りをだまし取った罪に問われている裁判で、京都地方裁判所は元役員ら2人が主犯格だとしたうえで、経理担当の元社員に「配下の立場だった」として、懲役6年の判決を言い渡しました。 NHKニュースより。   ネットバンキングを使ってどのように45億円もだましたっとのか興味深いわ・・・ 45億円もよくだませましたね。 […]

人手不足動向調査

帝国データバンクは、人手不足に対する企業の動向調査(2017年10月)を公表しました。   依然として人手不足感は強まっているようです。 特に大企業で強まっているということですが、世間では働き方改革の名の下にありますので、過剰な残業は時代の流れに逆行する形になります。 そのため人員数の増加でカバーする必要性が高いので、各社採用を急いでいる部分があるのだと思うのですが、なかなか思うように人 […]

「AIで弁理士が失業」に異議

「AI(人工知能)が弁理士の仕事を奪う」――そんな報道に、日本弁理士会の梶俊和副会長が異議を唱えた。「弁理士業務は多岐にわたる複雑な業務で、人間味が必要な仕事。すぐに代替されることはない」と反論している。 オリコンニュースより。 会計士の話題ではないですが、弁理士もAIの脅威に晒されている?のか、明確に反論されています。 たしかに、と思ったのが以下の記事。 弁理士業務の中には「そう簡単にAIが代替 […]

会計教育研修機構に通う補習生 不正

公認会計士試験に合格し、登録に必要な実務補習を受ける補習生12人が提出した論文に、他の文献を引き写す盗用行為が見つかり、処分されていたことが分かった。東芝の不正会計問題などで「監査の質」が問われており、「再発防止策を早急に講じるべきだ」との声があがっている。 朝日新聞より コメントが難しいのが、どういう前提でどういう内容の論文を提出させているかわからないから。 コピペするのは悪いことで間違いないで […]

マネーフォワード、自動記帳ソフト『STREAMED』提供のクラビス社をグループ会社化

株式会社マネーフォワード(本社:東京都港区、代表取締役社長CEO:辻庸介)は、クラウド記帳サービス『STREAMED』を提供する株式会社クラビス(本社:東京都新宿区、代表取締役:菅藤達也)の発行するすべての株式を取得し、グループ会社化した事を発表しました。 ベンチャータイムズより。 見込まれる買収効果は以下の通り。 ■グループ会社化により実現すること (1)記帳業務の全自動化 グループ会社化をきっ […]

伊藤レポート2.0 発表

経済産業省は、「伊藤レポート2.0(「持続的成長に向けた長期投資(ESG・無形資産投資)研究会」報告書)」(以下、本報告書)を作成・公表しました。 ※ESG:環境(Environment)・社会(Social)・ガバナンス(Governance)の英語の頭文字を合わせた言葉 公表の背景は以下の通り。一部抜粋です。 具体的な政策対応が行われ、企業や投資家においても企業価値向上や対話に向けた取組が進ん […]

デヴィ夫人事務所 元経理担当が1億円超着服か

タレントのデヴィ夫人(77)が代表を務める芸能事務所「オフィス・デヴィ・スカルノ」(東京都渋谷区)の運営費を着服したとして、警視庁渋谷署は26日、元経理担当の60代の男を業務上横領容疑で逮捕した。捜査関係者への取材で分かった。 毎日新聞より。 もはや経理って金盗むのが仕事なのですかと言われるレベル… ほんとうに事件多いですな。

違法行為への対応に関する指針

日本公認会計士協会(倫理委員会)は、2015年4月及び2016年7月に国際会計士連盟(International Federation of Accountants)における国際会計士倫理基準審議会(International Ethics Standards Board for Accountants)の倫理規程(Code of Ethics for Professional Accountan […]